水合わせとは
メダカが普段住んでいた水から違う水に移るときに、メダカを新しい水に慣れさせてあげることを水合わせと言います。
飼育を始める初心者の方はこれを忘れて、メダカの体調を崩してしまい結果的にメダカを落としてしまうことがあります。
※メダカが死んでしまうことを、『落ちる』や『星になる』と言います
実際私も水合わせを知らず、購入してきたメダカを1ヶ月くらいで落としてしまったことがありました。
オロチや松井ヒレ長には、たいへん申し訳なかったです。
飼育をする上でとても重要な知識となりますので、是非見ていってください。
水合わせが必要な例
- メダカを新しく迎える場合
- メダカを違う水槽に移す場合
水合わせに使うもの
•メダカが入る器

もうこれだけで良いです 笑
サイフォンの原理を活用して、ゆっくり丁寧に水合わせするやり方もあります。その場合は他にも使う物がありますので、それは後で説明します。
水合わせの方法
•メダカを桶に移します。その際、少し多めに元の飼育水も一緒に入れます。
•新しく移したい水槽の上に桶を浮かべます。(水温合わせのため)
•30分後、桶の中に新しい水槽の飼育水を桶の3分の1程、入れます。
•30分後、また新しい水槽の飼育水を3分の1入れます。
※溢れそうな場合は桶の水を新しい水槽に戻してから桶に飼育水を入れます
•1時間後、新しい水槽に桶の水ごとメダカを投入します。
これで完了です。要は新しい飼育水に時間をかけてメダカを慣れさせてあげれば良いのです。
メダカにとっては、水質の悪化も浄化も等しく環境の変化に当たります。
急な変化は、いくらメダカが強くても対応が難しいということですね。
《サイフォンの原理を活用した方法》
•バケツに飼育水と一緒にメダカを移します。
•移したい水槽の近くにバケツを置き、水温を合わせます。
•新しく移したい水槽をバケツより高い位置にして、新しい水槽とバケツをエアーチューブで繋ぎます。
※クリップなどで挟んで、飼育水の中にチューブが入った状態で固定すれば良いです
•新しい水槽側のチューブは水の吸い込み側になるので、ゴミやメダカなどを吸ってしまわないよう、チューブの先端にエアーストーンをつけます。
•バケツ側のチューブを口などで吸うと、新しい水槽からチューブを通ってみずが出てきます。
•チューブから出る水が多い場合はチューブを縛ることで出る量を調整出来ます。
•そのまま放置して、バケツの水がいっぱいになったら水槽に戻して全ての水が新しい水に入れ替わるまで行う。
バケツに点滴のように水を落としていき、長い時間をかけてメダカに新しい水を慣れさせてあげるようにします。
ここまでしなくてもメダカは平気なことが多いですが、通販で購入したメダカや、大事に扱いたい高級メダカなどはやった方が後々に後悔しません。
要点
要点は、メダカに時間を掛けて新しい水を慣れさせてあげることです♪
やり方はどうであれ、カルキ抜きしたみずと水合わせで、メダカを落とす可能性が本当に大きく減ります‼️
要点を掴んで、楽しくメダカとたわむれましょー
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