ミジンコとは
ミジンコ(微塵子、水蚤)は、水中でプランクトンとして生活する微小な甲殻類。
ネット販売などで、ミジンコの種類を書かずに売っていることもあるので、そういうところからは買わずに、使用目的にあった種類を購入しましょう。

ミジンコの種類
主にメダカ飼育で活用されるのは『オオミジンコ』と『タマミジンコ』です。
オオミジンコの特徴はタマミジンコに比べて大きく1mmから5mmになります。
サイズが大きいので、大きい個体はメダカの口に入らず食べることが出来ません。
大きい個体が繁殖した小さい個体をメダカは捕食します。
タマミジンコは全体的に丸い体でサイズはオオミジンコより小さい。生態などの詳細は細ウィキを見ていただきたいですが、メダカ飼育で考えると単純にオオミジンコより小さくて、メダカは食べやすい。ここは重要と感じます。
ミジンコの必要性
メダカ飼育において必ずしも必要であるとは限りません。メダカ屋さんにもよりますが、生き餌を活用せず人工飼料のみで表現豊かな個体を繁殖し続けているところもいっぱいあります。
メダカを趣味で捉えた場合、ミジンコを投入することで、人工飼料をあまり食べない個体などは活発的に捕食してくれる、そういった姿を見ることに感動や飼育上の喜びを感じることは多々あります。
メダカ飼育を楽しむことを考えると、私は生き餌は良いものと捉えていますのでお勧めします。
メダカがミジンコを追っている姿は見ていると嬉しいものです。
ミジンコ培養
飼っているメダカに、ミジンコを食べさせる分だけ購入するのも良いですが、タマミジンコもオオミジンコも比較的簡単に培養が可能です。メダカ飼育をする上で生き餌の継続使用を考えている方は培養を検討してみて下さい。
私はクロレラを活用した培養をお勧めします。
初期投資は少しかかりますが、クロレラは少しの量しか使わないので、長持ちしてとても簡単且つイキの良いミジンコが培養できます。
ミジンコリセット
ミジンコを培養していくと、ミジンコが一気に死滅することがあります。原因は不明ですが、水質や過密が原因と考えます。
ミジンコを培養する場合は全滅を避けるため、ケースを分けることと水質悪化を考慮して定期的にリセットしましょう。
一気に死滅すると言っても多少、前兆はあります。ミジンコの死骸が下に沈殿している場合には早いリセットを推奨します。
新しいケースにカルキ抜きした飼育水を入れ、生クロレラを必要量投入。
生きているミジンコをそちらに移動します。比較的簡単ですね。
簡単ですが、これをやらないとやるでは雲泥の差がありますので是非やって下さい。
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