皆さんはメダカの『ラパス』という品種を知っていますか?
ラパスはメダカ系YouTubeチャンネルで大人気の媛メダカさんが作出した素敵なメダカです。
今回は媛メダカさんオリジナル品種の『ラパス』について特徴などを見ていきましょう。
ラパスは鱗血統のロングフィンという話もありましたので、体型や色味が気になるところです。
また、2022年9月28日にヤフオクで初出品した時は高額な値段がついていましたので、一緒に見ていきましょう!
メダカ屋の媛メダカとは?(有名YouTubeチャンネル)
『媛メダカ』さんは愛媛県にお店があるメダカ屋さんです。
とても有名なメダカ屋さんではありますが、媛メダカさんのお店の方に直接行かれた方は、
一般愛好家の方だと少ないかもしれませんね。
媛メダカさんはメダカ系YouTubeチャンネルとして活躍されており、
『世界一分かりやすいメダカ専門チャンネル』としての地位を確率しています。
チャンネル登録者数は2023年8月現在で、10万人を超えており、人気動画の再生数は70万回を超え。
ペットとして未だニッチなジャンルの『メダカ』で、10万人以上のチャンネル登録というのは素晴らしいことですね。
メダカ愛好家であれば1度は媛メダカさんの『YouTube動画』を見たことがあるのではないでしょうか。
媛メダカさんのYouTube動画は、はじめてメダカ飼育を始める初心者の方から、
飼育をはじめて何年も経つ、中堅・ベテランの方が見ても勉強になる動画を多数配信されています。
媛メダカさんの話し方も優しい人柄が溢れており耳に入りやすい声。
台本はあるのかもしれませんが、
気取りすぎない話し方が素敵で、たくさんの視聴者をメダカ沼に引き込んでいきます。
メダカの生態、水質の管理、微生物(バクテリア)に関する考え方。
全て自分が研究されたことや実際に体験したことを話されているのも、ファンが多い理由ですね。
メダカ系YouTubeチャンネルのトップを走る媛メダカさんが、オリジナル品種としてリリースしたのが『ラパス』です。
メダカのラパスについて見ていきましょう!
媛メダカオリジナル『ラパス』の特徴は?(画像)
媛メダカさんが2022年に作出したオリジナル品種の『ラパス』。
ラパスについては媛メダカさんのYouTubeチャンネルでも詳細は語られておらず。
紹介映像とかは投稿されていないので、インスタグラムやツイッターで泳いでいる姿のみ公開されています。
こちらがラパスです。
ラパスについては、インスタグラムやツイッターでも固体についての解説は出ておらず。
もう少し探してみたところ、
媛メダカさんのホームページにある、メダカの品種図鑑に特徴について載せてありました。
鱗血統を引き継ぐ、体外光に散りばめられたラメに淡い体色で美しい上見だけでなく、横見のロングフィンも美しい。
容器の種類によって斑も楽しめる容器の種類に合わせた体色変化も楽しめます。
上見でも横見でもまた容器の種類も選ばないオールマイティーな美しさを誇るメダカです。
https://www.hime-medaka.com/medakanohinsyu/lapaz.html
鱗血統を引き継ぐとありますので、鱗光の派生品種であることが分かりますね。
また、ロングフィンであるということから、マリアージュロングフィンは掛け合わせに使われているかもしれません。
ロングフィンではありますが、キッシングワイドフィンにはなっていないようですね。
キッシングワイドフィンについては、エメキンの記事で紹介しているので参考にどうぞ。
参考記事:エメキンとはどんなメダカ?特徴と交配もとを解説!マリアージュとエメラルドフィンとの違いについても
ラパスの体色は赤く見えますが鮮やかな発色ではなく、茶色よりの渋めな色合い。
どんな品種が掛け合わせに使われたのか、気になりますよね。
インスタグラムの投稿で、ラパスの亜種表現が出ている個体を紹介していました。
亜種表現は、尾鰭の真ん中が白く光るところですね。
亜種表現が出るということは、モルフォが掛け合わせで使われているのか。
いや、マリアージュロングフィンの交配元が『燐光ロングフィン』と『モルフォ』なので、
マリアージュの血から、亜種表現が出ているだけなのか。
参考記事:メダカのマリアージュロングフィンについて特徴や交配もとを画像付きで紹介!(2023年最新)値段相場についても
ラパスの交配元については、後でもう少し深掘りしてみましょう。
媛メダカさん最新オリジナル品種『ラパス』の特徴はこちら。
<ラパスの特徴>
①ヒレがロングフィンになっている
②体色はレッドとイエローの間、少し茶色より
③鱗光(体外光の形が鱗にそって網目状になる形質)
④ラメが広めに入っている
ラパスは容器によって体色の変化もあるということですので、
色味の濃くなったラパスもきっと素敵でしょう。
ラパスの交配元が気になるので、もう少し調査してみましょう!
『ラパス』の交配元は?
ラパスの交配元について探してみたところ、2022年8月のツイッター(X)で媛メダカさんが教えてくれていました。
(ダークエメフィン✖️ブラモル亜種)✖️ブロンズ
あれ、マリアージュロングフィンは入っていませんでしたね。
『ダークエメラルドフィン』と『ブラックモルフォ亜種』。
ダークエメラルドフィンはこちら。
ブラックモルフォ亜種はこちら。
そこで出来た個体をブロンズと掛け合わせ。
ブロンズはこちら。
できたのが、『ラパス』ということですね。
ラパスの体色は赤や黄色に見えますが、ダークエメラルドフィンやブロンズが交配元と考えると、茶色系の色ということになりますね。
ダークモルフォ亜種が入っているので、ラパスの尾ビレに亜種表現が出るのは納得ですが、
あそこまでしっかり伸びるロングフィンは、何から来ているのか?
真相を知るには、皆さんで愛媛県に行って媛メダカさんに直接聞くしかありませんね。笑
その時にはラパスを買って帰ることにしましょう。
次の旅行は愛媛県で決まりですね。
<媛メダカさんのお店はこちら>
ラパスと言う名前は、『平和の象徴になってほしい』という意味で名付けられたそうです。
名前にも媛メダカさんの優しいお人柄が出ていて、ホント尊敬します。
ラパスは2022年にヤフオクで初出品されています。
いくらの値段がついたのか?
見てみましょう!
媛メダカオリジナル『ラパス』のヤフオク初出品でついた値段は?
媛メダカさんのオリジナル品種の『ラパス』は、2022年9月28日にヤフオクで初出品されました。
有名ブリーダーさんのオリジナル品種は、驚愕の値段で取引されることも多いので、ドキドキしますよね。
媛メダカさんのラパスが初出品された時の値段はこちらです。
1ペア(オス1、メス1)で、113,000円という高額で落札されました。
媛メダカさんオリジナルということで、私的にはもっと高値がついても良かったと思いますね。
初出品以降は、ちょくちょくヤフオクに出品してくれていますし、媛メダカさんの店舗の方でも販売していてすぐに売り切れてしまうそうです。
媛メダカさんはラパス以外にも、『ペドラ』や『ブルーカーム』といった、素敵なオリジナル品種をリリースしています。
ペドラはこちら。
渋めの体色にギラギラのラメが素敵な品種ですね。
普通体型のようですが、ヒレにも色味がしっかり入っているのがカッコイイですね。
ブルーカームはこちら。
幹之系の体色にヒカリ体型、ヒレはヒレ長とスワローですかね?
光は頭の先まで伸びているように見えますし、ヒレ光もしっかり入っていて素敵な品種です。
『ラパス』『ペドラ』『ブルーカーム』といった形でオリジナル品種をリリースしている媛メダカさん。
次の最新品種に向けても動いているはずですよね。
YouTubeだけではなく、ツイッターやインスタグラムでもメダカに関する投稿をしてくれていますので、
次の新作を見逃さないように、皆さんもチェックしましょう。
まとめ
今回は媛メダカさんがリリースした最新品種の『ラパス』について紹介しました。
メダカ系YouTubeチャンネルのトップである媛メダカさんの最新品種ということで、体色や色味だけではなく体型もしっかりしているのが凄いところです。
ヒレやラメばかりに目が行きがちですが、体型もしっかりしていないと生まれてくる子供が弱い子になってしまいますからね。
色味、ラメ、体外光、ヒレに体型、固定率。
自分で品種を作出するには、長い長い時間と手間がかかっていることが容易に想像できますね。
いつもYouTube動画を見せていただいている私としては、媛メダカさんのラパスを直接買いたいところです。
旅費を確保しないと。。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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