「ブラックダイヤメダカ」は、ヒレ長メダカではなく、「オロチメダカ」にラメが入った品種のことです。
ブラックダイヤメダカについて調べると、「体質的に弱い」など、飼育前に気になるワードが出てきますね。
それが本当であれば、飼育初心者の方にはなかなかオススメできなくなります。
本当にブラックダイヤは改良メダカの中でも、体質的に弱いのでしょうか?
今回は2023年最新の情報として、ブラックダイヤメダカについて解説していきます。
では、さっそくいってみましょう?
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ブラックダイヤメダカの特徴とは?ヒレ長ではなくラメメダカ
ブラックダイヤメダカは、体色が真っ黒のオロチにラメが入った品種です。
ブラックダイヤメダカをヒレ長系の品種だと間違えている方もいますが、ブラックダイヤメダカ自体はヒレ長ではなく普通体型のメダカです。
2023年3月現在は、ブラックダイヤメダカも改良が進められており『クラウドグレーダイヤ』や『ブラックダイヤヒレ長』なども出てきているため、間違いやすいかもしれませんね。
黒系メダカは多数いますが、ブラックダイヤメダカの交配元になっているオロチメダカは保護色の影響を受けず、常時真っ黒の状態を保ってくれる、メダカとしては珍しい品種。
オロチメダカについてはこちらの記事で紹介していますので、参考にどうぞ。
参考記事:めだか『ゼウス』を紹介!オロチとの違いは?特徴と値段相場|サタンとの違いも画像比較
初めてオロチメダカを見た方は、「他のブラック系メダカと何が違うの?」と感じるかもしれませんが、全然違います。
普通の黒メダカや小川ブラックなどの品種は、白い容器に入れると薄くなってしまいカッコ良さが薄れますが、
オロチもブラックダイヤも、容器の色に関係なく真っ黒な体色保ってくれるので、どんな容器に入れても漆黒の黒を楽しむことができます。
引用:https://www.medakanoyakata.jp/?mode=f92
ブラックダイヤとは
保護色機能を無視して、真っ黒な体色を維持しつつ体表にラメが入ったメダカのこと
メダカの保護色機能については、こちらの記事の中に記載しているので良かったら参考どうぞ。
参考記事:コスパ最強?メダカ飼育に最適なダイソースクエアボックスの魅力と注意点
ブラックダイヤメダカは、「青ラメみゆきメダカ(星河)」と上述した「オロチメダカ」を掛け合わせて作られた品種になります。
ブラックダイヤメダカは、オロチメダカの色褪せないブラックと星河(せいが)の美しいラメが重なり合った、最高に美しいメダカです。
ブラックダイヤメダカは体質的に弱い?
ブラックダイヤの交配元となっているオロチメダカは、体質的に弱いメダカとブリーダーの中では有名です。
そして、星河(せいが)の交配元となっているみゆきメダカも体質的には少し弱めのメダカです。
私が飼育している子たちは、そんなに弱い感じがしないのですが、ネットやsnsでは飼育に困っている方が多くいるようです。
体質的に弱いメダカ同士が交配元になっているため、ブラックダイヤも体質的に弱いメダカになってしまいます。
体色を意識して累代されているので、遺伝的に弱い個体が多くなるのは、改良されたメダカは仕方ない部分ではありますね。
インターネットなどで選別漏れとして安く販売されているオロチメダカやブラックダイヤは、体形に問題がある可能性があります。
体形が良くない個体は、自宅で繁殖や累代をしても強い子が生まれません。
購入して繁殖する場合は、横見で体形が綺麗な個体を増やしてあげて下さい。
値段は高くなりますが、最初からしっかり選別された綺麗な個体を買うことも、選択肢の一つとして検討するのも良いと思います。
「ふるさと納税」を使うことで所得税控除となるため、高級メダカも実質2,000円程度で買うことが出来ます。
うまく活用してみましょう。
ふるさと納税について:ふるさと納税とは? さとふる
ブラックダイヤメダカをオススメする理由
ブラックダイヤメダカはこんな方にオススメです。
メダカ飼育をしたことがある人
黒いメダカに興味がある人
ブラックダイアメダカは、上から見てもカッコイイし横から見れば優雅な姿。
どの角度からみても見応えのあるメダカなので、ぜひ1度は楽しんでほしい品種です。
改良メダカの多くは、上からみたら綺麗に見える表現の子が多く存在します。
ただ、横から見た時には、少し見劣りする品種がいるのも事実。
水槽でメダカ飼育を楽しんでいる方は、メダカを横から見る機会が多くあります。
そのため、メダカの横見はアクアリウムを作る上で、かなり大事になってくるんです。
ブラックダイアは横見も綺麗なメダカなので、水槽に入れると存在感をしっかり出してくれます。
横見が綺麗なことは、ブラックダイヤメダカをオススメする最大のポイントと言っても良いでしょう。
体質的に弱いことは、メダカを飼育したことがある方であれば特に問題ないような気がします。
水質管理を徹底することで、メダカが体調を崩すことを防ぎましょう。
参考記事:(生体編)メダカの死因トップ3について解説 基本の考え方も解説
まとめ
今回はブラックダイヤメダカの特徴や体質が弱い?などの疑問について調査していきました。
・ブラックダイヤメダカは真っ黒の体色にラメが入った綺麗な品種
・オロチメダカと星河(せいが)の掛け合わせで生まれた品種
ブラックダイヤメダカは体質的に弱い?
・オロチメダカは背曲がりが多く生まれる
・星河(せいが)は、みゆき系統のため、体質的に弱い
・両方の性質を持っているため、体質的には弱い
・繁殖する場合は体格の良い個体を累代する必要あり
ブラックダイヤをオススメする理由
・改良メダカは横見の見ごたえが無い品種も多い
・アクアリウムで楽しむ場合は横でみる時間が長い
・ブラックダイヤは上身も横見も楽しめる品種
・体質の弱さは、水質管理で対処が可能
ブラックダイヤについて、如何でしたか?
確かに体質の遺伝は大事かもしれませんが、日常の水質管理次第でメダカが長生きすることは間違いありません。
ぜひ体質云々より、自分が綺麗だと感じたメダカを飼育してみて下さい。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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