みなさんは鳳凰(ほうおう)メダカを知っていますか?
鳳凰メダカとは、金色の体色に螺鈿光(らでんこう)と呼ばれる特殊な光が入った綺麗なメダカです。
今回は根強い人気を誇る鳳凰メダカについて特徴や作り方を紹介します。
値段相場は2023年最新の情報をみつつ、色あげの方法も解説したいと思います。
では、さっそく行ってみましょう。
鳳凰メダカ:特徴は?
鳳凰メダカは、体色がブラウン系もしくは金色。
そこにヒカリ体型で且つ螺鈿光(らでんこう)が入っています。
ヒカリ体系は普通とは違い、ヒレの上下が対称で尾ビレは扇のように広がっている体型。
ヒカリ体型については、別記事でも解説しているのでそちらを参考にして下さい。
参考記事:めだか『ブルージェイ』どんなめだか?特徴や値段相場/交配もとは?青く輝くヒカリ体型を紹介!
鳳凰メダカはヒカリ体型になっているので、上からだけではなく、横から見た時も存在感がある素晴らしい品種です。
私はヒカリ体型の品種が好きなので、螺鈿光が綺麗でヒレがばっちり決まっている子を見ると、『おーっ!』と1人で騒いでいます。
外の人が見たら、相当変な人ですよね。
鳳凰メダカの特徴は体に螺鈿光(らでんこう)が入っていることと紹介しましたが、
『螺鈿光って何?』って方もいるかと思いますので、下の画像をどうぞ。
螺鈿光とはシルバー以外の体色に入った『虹色ラメ』のことで、そのラメが強く入ったものが鳳凰改と呼ばれて販売されています。
虹色ラメといえば、魔王メダカが有名ですよね。
こちらも参考にどうぞ。
参考記事:メダカ|魔王とは?(魔王改/スーパー魔王)特徴/性格/相場/必見4つの情報
次は、鳳凰メダカの作り方を見ていきましょう。
鳳凰メダカ:作り方は?
鳳凰メダカの作り方について、作出者の『め組』さんのブログを覗いてみましたが、正式に公開されているものはありませんでした。
鳳凰と魔王が同時に登場したのが、2012年ということで2023年現在で11年も愛される品種を作り上げたことは、本当に素晴らしいと感じます。
作り方について正式公開はされていませんが、め組さんはブログでヒントを載せてくれていましたね。
これも一重に『螺鈿光メダカ』という爆発的な潜在遺伝子を持ち得た品種が大きな成果を上げていることを実感しております。螺鈿光メダカという明白な存在感はこうした実力を持って証明されているのでしょう。
引用:https://medaka1medaka.ocnk.net/diary-detail/1224
また、この螺鈿光特有のラメは月虹への進化によって、非常に美しい虹色ラメへと進化し、そのラメはこれまでのシルバー系のラメという表現に留まらず、非常に幅広い光彩を放つ表現力へと発展しました。この虹色ラメという着眼は非常に面白いのですが、一方ではなかなか理解し難い傾向もあるようです
螺鈿光という虹色ラメが入っているということは、螺鈿光メダカが使われている可能性は高いですね。
そして、鳳凰メダカといえば黄金系、琥珀系の体色。
そして忘れてはいけないのが、ヒカリ体型であるということ。
黄金ヒカリメダカは、特徴が似ている気がしますね。
引用:https://www.google.com/search
螺鈿光メダカはこちら。
引用:https://www.google.com/search
色味的にはみゆきメダカのようですが、よく見ると虹色ラメがしっかり入っていて螺鈿光が綺麗と判断できます。
黄金ヒカリの体色と体型に螺鈿光が入れば、鳳凰メダカが出来上がりそうですね。
あくまで予測でしか無いので、本家のめ組さんが公開してくれることを期待しましょう。
鳳凰メダカ:値段相場(2023年)
鳳凰メダカの値段相場を2023年最新情報として調べてみたところ、以下のような結果になりました。
『鳳凰メダカ相場』
卵(20個):1,500円から2,000円
稚魚(1匹):100円から300円
成魚(1匹):300円から1,000円
※送料が別途かかると思います
卵購入の場合は送料が安いですが、生体を購入した場合はある程度の送料がかかりますので、できるならば現物で購入したいところです。
もっというなら、ホームセンターやペットショップではなく、メダカ専門でやっているお店が1番良いですね。
メダカへの愛が違いますから。。
メダカは4月から9月がオンシーズンで、10月から3月はオフシーズンになります。
時期によってメダカの値段は変動しますので、上記相場は参考程度に考えてください。
相場感と鳳凰メダカの特徴を頭に入れておくことで、満足のいく個体が適正価格で手に入るようになりますよ。
最後に鳳凰メダカの色揚げについて見ていきましょう。
鳳凰メダカ:色揚げの方法
鳳凰メダカの特徴は、黄金や琥珀色の体色にありますので白い容器は避けた方が良いです。
メダカは保護色機能があり、周りの景色に色を合わせていく習性があります。
そのため、白や透明系の容器で鳳凰メダカを飼育すると、少し薄っぺらい見た目になりやすいです。
真っ黒とは言わずとも茶色系の容器や水色の容器、深緑系の容器で飼育して見たところ、重厚感のある色味が保たれるようになりました。
ラメに関しては、飼育する容器で変わるというよりは、遺伝によるものが大きいと感じています。
またヒレの伸び方も同様に考えています。
鳳凰メダカの特徴をしっかり受け継いだ子を選別し累代していくことで、より綺麗な自分産の鳳凰メダカが出来上がっていきますよ。
鳳凰メダカを飼育する場合には、色の濃い容器で飼育するか砂利などの低床材で色が濃いものを使うようにすると色揚げ効果があります。
ぜひ、参考にして見てください。
まとめ
今回は私も大好きな鳳凰メダカについて、特徴や作り方、値段相場と色揚げについて調査、紹介しました。
鳳凰メダカの螺鈿光は、太陽の下で見ると最高に綺麗です^^
メダカは人の目で見るのが1番綺麗に見えます。
写真が悪いという訳ではなく、どんな高性能のレンズも人間の目には勝てないということです。
写真で見て綺麗と感じたメダカ。
実際に見たら、一目惚れすることは間違いありませんよ。
では、今日も元気よくメダ且つをしていきましょう。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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