改良メダカブームの中でも特に人気の高い『ダルマメダカ』。
プクプクした体型がなんとも愛くるしいメダカで女子からの人気も厚いですよね。
メダカの中で半ダルマと呼ばれる体型がいますが、ダルマメダカと半ダルマメダカの違いはなんでしょうか?
今回はメダカのダルマメダカと半ダルマメダカの違いを画像をみながら比較してみましょう。
作り方や値段相場も一緒に紹介しますので参考にしてください。
では、さっそく行ってみましょう。
ダルマメダカと半ダルマメダカの違いは?
愛くるしい姿から大人気の品種となった、ダルマメダカ。
ダルマメダカより普通体型に違い姿の半ダルマも人気ですね。
メダカのダルマと半ダルマの大きな違いは『体の長さ』にあります。
ダルマメダカと半ダルマの特徴を見てみましょう。
ダルマメダカの特徴について
ダルマメダカはその名前の通り、ダルマのように可愛らしい体型をしたメダカです。
通常のメダカに比べ、脊柱骨が少ないため体長が短くなっています。
こちらがダルマメダカです。
体長が短くなる代わりに、体高が高くなっているのも分かると思います。
ダルマメダカというのは特別な品種と言うわけではなく、
どの品種のメダカにも一定割合で産まれてくる、突然変異の個体のことを言います。
体が著しく縮んだ体型をしたメダカで,ほぼ全ての体色変異体に存在する。
https://medakazukan.net/
どんな品種にも産まれてきますが、個体数は少ないためダルマメダカは『希少なメダカ』であると言えますね。
次は、半ダルマをみてみましょう。
半ダルマメダカの特徴について
半ダルマメダカは、普通体型のメダカよりも体長が短く、
ダルマメダカよりは体長が長い。
そんな個体を総じて、半ダルマメダカと呼びます。
普通体型のメダカとダルマメダカの間の存在ということですね。
半ダルマメダカはこちら。
体長が短いのが分かるのと、尾ビレに向かってダルマメダカより少し長くなっています。
ダルマメダカが少しスマートになった感じで、不思議な感覚ですね。
半ダルマもダルマと同じく、可愛らしい体型から大人気の品種です。
半ダルマも普通体型のメダカに比べて、脊柱骨が少ないため体長が短くなり、
短い分、体高が少し高く見えます。
上見から見ると、ピコピコと可愛らしく泳いでる姿が特徴的ですね。
体長が普通体型より短いのが半ダルマメダカで、それよりもさらに短いのが、ダルマメダカになります。
では、ダルマメダカと半ダルマメダカは狙って作ることが出来るのか?
みていきましょう。
ダルマメダカと半ダルマメダカの作り方は?
ダルマメダカは狙って作ることは難しいようです。
先に説明した通り、普通体型のメダカから稀に産まれる特殊個体であるのがダルマメダカ。
沢山のメダカを繁殖させた中で、少ない割合で産まれてくるため、ダルマメダカだけを作るのは困難です。
ダルマメダカ同士を繁殖させようとしても、体長が短いため交尾がうまくできず有精卵を取るのが難しい。
また、産まれてきた稚魚もダルマメダカになる確率は低く、普通体型のメダカが産まれる可能性の方が高い。
繁殖するのが難しいことも、ダルマメダカが希少と言われる要因でもあります。
ダルマメダカを産まれやすくする方法として言われているのが、半ダルマメダカ同士の繁殖です。
半ダルマ同士であれば、ダルマメダカに比べて繁殖力も高く、卵が取りやすい。
さらに、温度管理を水温27°から30°付近の高水温で管理することで、よりダルマメダカの出現率が上がると言われています。
ダルマメダカを作出したい方は半ダルマメダカ同士を交配させるようにしましょう。
https://www.medaka.shop/page/
また水温27度~30度付近で飼育するとダルマメダカが生まれる確率が増えます。
ダルマメダカと半ダルマメダカを狙って作りたい場合には、高水温での繁殖が必要ということですね。
狙ってつくることの難しいダルマと半ダルマメダカ。
希少な2人の値段相場はどのくらいなのか?
みていきましょう。
ダルマメダカと半ダルマメダカの値段相場は?
ダルマメダカと半ダルマメダカは、さまざまな品種で産まれてくるため、
値段相場は、欲しい品種のダルマメダカと半ダルマメダカよって大きく変わってきます。
全体的な相場をみてみると、1,500円/匹から5,000円/匹の値段が良く見られます。
高級品種のダルマメダカとなれば、1ペアで10,000円以上はするようですね。
ダルマメダカと半ダルマメダカを初めて飼育する方は、高級品種の物を選ばないのが良いかもしれません。
白メダカ、楊貴妃メダカ、幹之メダカのダルマと半ダルマであれば、比較的安価な個体も販売されています。
特に半ダルマメダカの方が値段が安い傾向にあるようですね。
ダルマメダカは半ダルマメダカは普通体型のメダカに比べてると飼育が難しいとも言われます。
体長が短いため泳ぎが下手だったり、冬場に転覆病になりやすかったりするからです。
それも考慮すると、飼育始めはポピュラーな品種のダルマメダカと半ダルマメダカから試してみるのが良いかもしれません。
まとめ
今回は愛くるしい姿から大人気のダルマメダカと半ダルマメダカについて紹介してきました。
繁殖が難しいということもあり、値段相場は一般のメダカに比べて高い傾向にあることが分かりましたね。
狙ってつくるのも難しいので、自分で繁殖しているメダカからダルマメダカや半ダルマメダカが産まれたら、大事にしてあげたいところです。
高級品種のダルマメダカと半ダルマメダカに手を出したいところですが、飼育難度も考慮して一般的な品種から初めて見るのがお勧めです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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