流木のアク抜きは不要?方法 流木の種類や水槽レイアウト

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流木のアク抜きはメダカ飼育に於いては不要です。
理由は「アク単体ではメダカに害がない」からです。

今回の記事はこんな感じです。

・流木とは何か?(そもそも)
・どんな種類が主に水槽レイアウトで使用されているのか
・アクとは何か(水質への影響)
・アク抜きの必要性
・アク抜きの方法

メダカ飼育に関わらず流木を使用した水槽レイアウトを考えている方にはとても参考になる内容になると思いますので是非最後まで見て行ってください。

本題のアク抜き前に流木について事前説明があります。アク抜きだけ気になる方もいると思いますので、アク抜きについての説明だけ見ていくのも効率的と思います。

では行ってみましょー

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流木とは

流木と河川や海に流れ込んだ樹木やその一部および、それらが河岸や海岸に漂流物として打ち上げられたもののことです。

皆様も旅行などで川や海に行った時に少なからず見たことがあると思います。
川にある流木はしっかり処理をすればレイアウトとして活用できるかもしれませんが、海で拾ってきた流木は塩分が含まれており処理が難しく淡水水槽のレイアウトとして活用するにはなかなか難しいかもしれません。

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水槽レイアウトで使用される主な流木の種類

水槽レイアウトで使用される流木の主な種類は以下の通り

「自然流木」    ⇒ 太めでナチュラルな表現に使用

「枝状流木」    ⇒ 文字通り枝があり、繊細な表現に使用され主に
            下の3種類

①ブランチウッド ②ホーンウッド ③スマトラウッド

流木の詳細が分かりやすく書かれています。ご参考に読まれると良いと思います。
https://tropica.jp/2019/12/09/post-33036/

流木はアクアリウムショップに普通に売っていますので現物を見て購入したい方はぜひ見に行ってください。色んな形の流木があり、どれを買うか迷うと思います。

カッコいいからと枝先が長いものを買うと、水槽にうまく入らない可能性もあります。
事前にご自宅の水槽のサイズを確認してから行くと良いですよ。

流木 小 Sサイズ 5本セット スマトラウッド インドネシア産 枝流木 アクアリウム パルダリウム テラリウム コケリウム 生け花 スケープウッドの材料 プレコのエサ 水槽レイアウトに
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アクとは何か

アクはフルボ酸、フミン酸(腐食酸)、タンニン酸、リグニン、ヒューミンなどが色々な成分が含まれた腐食物質のことです。

腐食物質の多くは茶色や濃褐色をしています。この腐食物資により流木の多くは茶っぽい色になっています。
腐食物資と聞くと有害な物質に感じますが腐食物質は植物の発芽や発根をうながしたり、微生物のエサとなったり自然界のサイクルを廻すうえで必要な物質となります。

腐食物質により茶色く濁った水は栄養分が含まれ水質は弱酸性で「ブラックウォーター」
と呼ばれます。

ネットのフリーマーケットでメダカの卵を購入した時に出品者の方によっては菌の繁殖を
抑えるためにブラックウォーターに入れて発送して下さる方もいます。

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アク(腐食物質)はメダカにとって栄養となる成分も多くアクがあるからといって害どころか有益になる場合もあります。 ただ、水質が弱酸性となる傾向があるためPHの変化は気にする必要があります。

注意点として、アク自体はメダカにとって問題ないが、水質への影響はあるため濃くなりすぎることは気を付けましょう。
PHが酸性に傾く可能性を考慮し今後の水質管理が必要であることを頭に入れておきましょう。
ろ過サイクルが崩れないことが大切です。

(生体編)メダカの死因トップ3について解説 基本の考え方も解説

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アク抜きの必要性

上述の通り、アクはメダカにとって栄養になり有害ではないのになぜみんなはアク抜きを行うのか。

答えは「水を透明に保つため」です

アクアリウムというのは水槽を水草や流木、石、ソイルなど色々なものでレイアウトし
そこにメダカなどの生体を入れることで「目で見て楽しむ、癒される」が完成します。

なので、その水が茶色く濁っていてはアクアリウムを楽しむことができません。
そのため流木のアク抜きを徹底して行い、アクアリウムを楽しむために
水をクリアに保ち続けるのです。

買った流木を最大限に楽しむために、アク抜きが必要になるんですね。

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アク抜きの方法

結局のところメダカにとって害はないが、アクアリウムを楽しむためにはアク抜きが必要ということでアク抜きの主な方法をご紹介

・水につける
・お湯で煮る ⇒ お勧めしません
・薬漬け(アク抜き剤、重曹)
・活性炭吸着(ブラックホール) ⇒ 流木を水槽に入れながら水をクリアに保つ(お勧め)

アク抜きの詳細はこのリンクが良いと感じました。
とても分かりやすく説明されていてさすがだなと思います。
http://nettaigyoaqua.net/trivia/driftwood.html#index3
 

ちなみに私は実際に行った方法は「水につける」です。しかも6時間くらいととても短い。
アクアリウムショップで購入した流木で事前にアク抜きがしてあった可能性はありますが、
水につけた時間が短くても水槽に入れて問題ありませんでした。
水も茶色くならず、普通に水も定着。
具体的には

・流木を6時間ほど水につける(浮いてくるので重しを乗せます)
・水槽に流木等レイアウトする
・水をはる
・1週間ほどおいておく(ろ過器は回していました)活性炭は無し
 ※この時も水は茶色くならず
・水が落ち着いてきたらメダカを投入

 

私はこれでうまく行きましたが全員が同じように行くとは限らないでしょう。
水と生体が心配な方はキョーリンのブラックホールを試してみてください。
https://www.kyorin-net.co.jp/wave/wa02.html (キョーリンHP 使い方)

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結論 まとめ

今回は流木とアク抜きについて書かせていただきました。
内容を少しまとめてみましょう。

・流木とは河岸や海岸に漂流物として打ち上げられたもの
 (アクアリウムショップに売ってる)
・流木には自然流木と枝状流木がある
・アクとは腐食物質のことでメダカには害がない
・アク抜きを行う理由は水が茶色くなるのを防ぐため
 (アクアリウムとして楽しむための処理)
・アク抜きを行う方法は主に4種類あり
 お勧めは水につけるだけorブラックホールを使用すること

アクがどんな物質か把握することでアク抜きがそこまで根を詰めて行う必要が無いことが伝えられたでしょうか?
根を詰めず行いたいのであれば水につけるだけで十分です。
長い目で水質を保つことを考えるとブラックホールも捨てがたい。

これが二つをお勧めする理由です。
皆様の選択の参考になれば幸いです。

ここからは余談です(笑)

私はメダカを飼い始めた時は飼育の勉強のためYouTubeで「媛メダカさん」の動画をひたすら
見ていました。
媛メダカさんの動画の中に水槽レイアウトやビオトープ作成が多数あり、いつかはやってみたいなぁと憧れていました。。美術が本当に苦手で縁の無い私が。。

YouTube動画でビオトープ関連は結構UPされていますが媛メダカさんのビオトープは次元が違います。
一度ご覧になっていただけるとやってみたくなると思います。
https://youtu.be/qgfXjSeRY4Q
(巨大発砲スチロールでメダカの池を作る動画)

そんな媛メダカさんにあこがれる私は、自宅近くの商店街にあるアクアリウムショップに行って
流木を購入しました。

流木についている粒粒はパールグラスの種です。流木にパールグラスが生えると綺麗だなと思い、
まぶしました。

パールグラスが発芽して根を張り、水を張って良い状態になるまでラップで湿度を保ち、
定期的な霧吹きを実施していきます。

根が張ったら水を張り、水質安定のために濾過器を廻して一週間ほど放置します。
ろ過サイクルを廻るようにしたいのでメダカを少しずつ投入。
みゆきメダカの稚魚を入れていきました。

もう少しパールグラスが生える予定でしたが、まぁ良しとしましょう。
ここに赤色の水草などが入るとまた綺麗でしょうねー
いつか改めてレイアウトしてご紹介いたします。

長くなってごめんなさい。余談まで付き合っていただき最高に幸せです。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

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