メダカの秋の水換え方法とは?秋の全換水は注意が必要!理由と割水についても解説(画像・動画付き)

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メダカ飼育をしている皆様は、水換えの方法について考えたことはありますか?

『カルキを抜けば良いだけでは?』と思っている方は、季節による水換え方法の違いについても知っておくと良いでしょう。

夏の暑さが極まってきたこの時期に考えるべきは、『秋の水換え方法』について。

夏の暑い時期は水換えの時に全換水(全ての水を変える)をしていた方が多かったかもしれませんが、

秋に入ると全換水ではなく、部分換水に切り替えた方が良いかもしれません。

今回はメダカの秋の水換え方法について、秋の全換水に注意する理由と実際の水換え方法について画像と動画を交えて紹介していきます。

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秋の全換水に注意が必要なのはなぜなのか?

ルアンモルフォ キッシング

メダカ飼育をしていると必要になるのは『水換え』ですよね。

日照時間が長く外気温が高い6月から8月くらいの夏は、水換えの時に全換水(全ての水を換える)をしていた方も多かったかと思います。

しかし、日照時間が短くなってくる『秋』に全換水することは少し注意が必要です。

良い感じのグリーンウォーター
良い感じのグリーンウォーター

秋の全換水に注意しなければいけない理由は、

日照時間と外気温が下がってくると微生物(プランクトンなど)発生が遅くなるからです。

プランクトンイラスト

みなさんが住んでいる地域によって違いはありますが、

基本的に夏場は日照時間が長く、日中の外気温が40℃を越えることが多く発生します。

水温も同時に上昇するため、水が悪くなるのが早いですよね。

水換え時期の水槽
水換え時期の水槽

水が悪くなるのが早いというのは逆に考えると水の立ち上がりが早いということになります。

夏場は微生物(プランクトンなど)の発生と定着が早いので、全換水をしても水が良い状態になりやすく、特に飼育場の問題は起こりません。

オーロラサファイア
オーロラサファイア

秋は、冬至に向かって日照時間が短くなり、

外気温が下がっていきます。

下のグラフは季節による日射量の違いです。(全国平均)

8月からグッとグラフが落ち込んでいるのがわかります。

引用:https://www.google.com/search

日照時間が短くなり、水温も上がりづらくなるため微生物の活性はあがらず、

水の出来上がりが遅くなります。

水の出来上がりが遅い状態で夏場と同じように全換水を行ってしまうと、メダカが体調を崩す可能性があります。

秋でも急な気温上昇がありますし、水温が上がった後の急な雨というのも発生起こります。

なので、水換えは必ずしなければなりません。

水換えをしていない状態で、気温上昇と急な水換えをくらってしまうと、メダカには大ダメージ。

では、秋の水換えはどうやって行うのがベストなのか?

具体的に見ていきましょう。

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秋におすすめの水換え方法とは?

ユリシスメダカ
ユリシスメダカ

メダカ飼育における、秋の水換え方法でおすすめなのが『割水を使った水換え方法』です。

水換えをする前の水を割水として使用する事で、新しい水が立ち上がりやすいようにしてあげます。

割水をする事で、新水(さらみず)にメダカを入れることのショック(ストレス)も緩和する事ができます。

<割水を使うメリット>

交換時のメダカへの負担が軽減される

短い日照時間でも水の立ち上がりが早い

割水を使った水換え方法について、具体的なやり方を2つ見てみましょう。

割水を使った水換え方法:①容器を別で準備する場合

現在飼育している水槽とは別で、もうひとつ水槽を準備します。

私は屋外飼育にダイソーのスクエアボックスを使っているので、

スクエアボックスで紹介します。

https://nedo-freedom.com/sukuweabox/

もうひとつの水槽に水を貯めておきます。

水はカルキ抜きのため、1日置いておきましょう。

今の飼育水と一緒に、メダカを別の容器に出しておきます。

今の飼育水を新しい水に割り入れます。

スクエアボックスは10リットル入りますが、

私は雨対策でオーバーフローを作っているため、8リットルほどになります。

オーバーフローはこちらで解説

「メダカ飼育」ダイソースクエアボックスの雨対策は?オーバーフローを解説!簡単につける方法も紹介(100均:網戸補修シールパッチ)
ダイソースクエアボックスで簡単にオーバーフローができます。オーバーフローがなぜ必要なのか?どうやってやれば簡単に出来るのか?そんな悩みを画像付きで分かりやすく解決します。オーバーフロー対策を行うことで雨でメダカを落とすことは無くなるでしょう。必要備品はダイソーで集めることが出来ます。

そこに柄杓2杯、約1リットルを割水として加えます。

しっかりと混ぜていきます。

分けていたメダカは、水温合わせだけ行います。

割水をしているので、水合わせはしなくて大丈夫です。

調子が悪いメダカがいる場合には、水合わせをすることをおすすめします。

水換え、完了です。

容器が2つ置いて置けない、という方もいると思います。

大きくは変わりませんが、次は1つの容器で行う水換え方法をご紹介します。

割水を使った水換え方法について:②容器を1つで行う場合

今の飼育水と一緒にメダカを別の容器に分けます。

柄杓3杯ぶんと、少し多めに容器に分けておきます。

もとの水槽を洗います。

やはり水槽が綺麗になると、スッキリしますね。

新しい水を入れて、カルキを抜きます。

あまり長く少ない水で置いておきたくないので、

カルキ抜き剤を使います。

分けていた飼育水から割水します。

よく混ぜます。

水温あわせをして、メダカを投入。

水換え完了です。

お疲れさまでした!

水換え後の元気なメダカの様子を、楽しんで下さい♪

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まとめ

今回は、秋の水換え方法について紹介してきました。

季節によって水換えの方法が変わるのは、少し不思議に感じますよね。

温度などの環境飼育しているメダカの数水草の有無など様々な要因で水質は変わってきます。

温度による水の立ち上がりの違いだけでも知っておく事で、メダカの生存率が大きく変わってくると思います。

ぜひ参考にしていただき、より良いメダ活を楽しんでください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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