メダカは水温が何度まで耐えれるか、知っていますか?
実はメダカは暑さに強く、急激な水温上昇でなければ、40℃近くまで耐えることが出来るんです!
あの小さい体のどこにそんな力があるのか。
魅力と同じくらい、不思議がいっぱいのメダカ。
ただ、耐えれる可能性があるだけで、とうぜんそこまで水温をあげちゃダメですよ。
大丈夫な子もいるでしょうが、大半は死ぬか、体調を崩すかしてしまいますので。
今回はメダカ水槽の夏に向けた暑さ対策について、紹介していこうと思います。
タイトルも冗談ではなく、夏本番の太陽光でメダカが煮えてしまい、そのまま死ぬこともよくあります。
メダカが煮えて死ぬ前に準備できるよう、対策も3つ紹介していきます。
対策で有名な、すだれも効果があるのか解説していきます。
では楽しんで行ってみましょう。
メダカが生きれる水温は?
メダカは、「2℃から38℃の間」であれば生きることができます。
とうぜん、メダカの体力や体調が固体により違うので、
全てのメダカが、その水温間で生きれるわけではありません。
ちなみに1番活性化する温度は25℃から28℃。
春の繁殖期に1番活性するということですね!
28℃を越えるとメダカの活性は低下してきます。
なので、夏の暑い日はメダカは水草の下や日陰で、涼んでいます。
次は、暑さ対策を見ていきましょう。
暑さ対策3つ
まず、やらなければいけない事は、直射日光を避けること!
ただ、全て遮断してしまうと太陽光の恩恵を得る事ができなくなります。
なので、適度に遮断してあげることが大事です。
グリーンカーテン
野菜や花などの植物で、日除けをしましょう!
いろんなグリーンカーテンがありますが、
夏は、きゅうりやゴーヤなどを使うと、自宅で食べることもできて一石二鳥!
先日、媛メダカさんが面白いビオトープを紹介されてましたので参考に。
水槽(プラ容器)と、プランター、100均のワイヤーネットを使っています。
グリーンカーテンは、周辺の外気温も下がり、人間にとっても良い物です。
ぜひ、試してみましょう。
ホテイ草(浮草)
水槽にホテイ草や浮草を浮かべましょう。
メダカは、ホテイ草や浮草の下に隠れて涼みます。
日光も吸収してくれるので、急な温度上昇を抑えることができます。
太陽が当たることでホテイ草や浮草も元気に育つので、水質浄化作用も発揮。
これもおすすめです。
注意点は、草が元気に育ちすぎて、水槽を圧迫する可能性があります。
適度に撤去やトリミングをして、メダカが泳ぎやすい環境を維持しましょう。
水量を多くする
これは忘れがち!
水量が少ない水槽では、少しの間太陽光が当たるだけで、
アッ!という間に温度が40℃近くあがることがあります。
水量が多ければ、温度が一気にあがることはありません。
飼育環境はさまざまですが、できうる限り水量を多くしてあげてください。
この睡蓮鉢は、結構水量が入るので夏場もメダカは元気に過ごしてました。
ちゃんと、日除け対策はしてました。
すだれは有効?
夕方でも日差しが強く、とても暑いです。メダカのビオトープは、屋根を設置して、直射日光が当たらないようにしています。
— メダカの大工 (@medakanodaiku) July 14, 2021
ビオトープの水温は30度。メダカは大丈夫ですが、ミナミヌマエビはギリギリになります。
ミニ盆栽は、育苗トレーに、すだれの日よけを取り付けて、猛暑対策をしました。 pic.twitter.com/ZnWKHwnfZx
すだれは、有効です!
むしろ、すだれが1番簡単に日除けができる最強対策では無いかとも思います。
なぜかというと、今や100均でちょうど良いサイズのすだれが買えちゃうからです。
なので、とりあえず夏の暑さ対策が心配な方は、今のうちにすだれを買っておきましょう!
いや、暑くなったら買うよーって言う方。
春の今、買っておきましょう。
なぜなら、すだれをみんなが買っていくため、夏は100均からすだれが無くなります!
引用:https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E3%83%A1%E3%83%80%E3%82%AB%20%E3%81%99%E3%81%A0%E3%82%8C&fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&ts=2517&aq=-1&ai=ed80c0a1-9d1f-499f-82a3-4dbd1523365a&x=nl#d7887ccb6a0a39999c70e6bc76348c90
結局、ホームセンターの高いすだれを買うことになり、後悔することでしょう。
すだれはグリーンカーテンのように着けても、風情があります。
すだれの注意点としては、保管をしっかりしていないと、意外と直ぐにボロボロになることです。
ワンシーズンで交換するようなら、それでも構いませんが、
出来れば長く使いたいですよね。
シーズンが過ぎたら、湿気がこもらないように保管しておきましょうね。
まとめ
今回は、屋外メダカ水槽の暑さ対策について紹介してきました。
・2℃から38℃の間であれば生きれる
・1番活性化する温度は25℃から28℃(春)
・28℃を越えると活性は低下する(夏)
<暑さ対策3つ>
・グリーンカーテンは野菜を使えば一石二鳥
・ホテイ草や浮草は水質浄化効果もある
・水量が少ないと一気に水温があがる可能性がある
<すだれは有効?>
・すだれは手軽にできる最高の暑さ対策
・夏本番は売り切れてしまうため、春ごろから準備をする
暑さ対策について、如何でしたでしょうか?
まだ春なので対策に時間があります。
すだれが売り切れる前に、早めに買っておきましょう。
屋外と題していますが、グリーンカーテンは少し応用すると、
屋内の日除け兼、インテリアになります。
是非、楽しんでやってみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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