悩んでいますか?
寂しいけどこれで大丈夫か?
・買って入れてあげても良いけど、高価な水草を買って失敗したくない
・おすすめの水草ってなんだろう?
・水草入れるのにソイルとか土って必要?
※ソイルとは水草用の土のことです
この記事を読むと
・ソイルや土が必要かわかる
・水草を入れる「メリット」と「デメリット」が分かる
メダカ飼育にとって水草はとても大切な存在です。メダカが住む環境、また良好な水質の維持にも必要となってきます。
本記事を参考にしていただき水草への理解を深めるとともに水草がメダカに与える影響とビオトープの一部として人間にもたらす癒しについても知っていただければ幸いです。
では行ってみましょー
結論 購入するならアナカリス若しくはホテイ草を買ってください(ホテイ草は時期注意!!)
水草を活用したメダカ飼育でなぜこの2種類をおすすめするのかは下記の通り
- 値段が安価
- どこでも売っている
- 水質浄化効果が高い
- 管理に手間がかからない
水草は本当に色んな種類があり高価な物や管理に細心の注意を払わなければ直ぐに枯れてしまう品種もあります。
そんな中でアナカリスとホテイ草はコストパフォーマンスがとても高く、水草を活用したメダカ飼育に取り入れやすいです。
実際私も色々な水草を購入しましたが、結局アナカリスとドラゴンフラワーのみになってしまいました。
もう少し解説していきましょう
-1 値段が安価
ぜひ一度ネットやアクアリウムショップを覗いてみていただきたいのですが、種類が多いことも一つですが値段が圧倒的に高い!! メダカの生体より高いなんてことはざらです。。。
私も「ビオトープ作ろー」と意気込んで買いに行って撃沈したことは数知れず。
高価な水草を否定するわけではなく、とても綺麗ですし水槽を彩るには最適と考えていますが、メダカ飼育を始める方やまだ日が浅い方は小さく始めることをおすすめします。
まず、アナカリスですが10本買っても500円しません。もう失敗しても良いから一回買ってみてください。
と言えるくらい安い。
次はホテイ草ですが、3株以上が1000円しないでも購入可能ですね。こちらも安い。
ただ、ホテイ草に関しては低温と日照不足では枯れてしまうので秋、冬は注意しましょう。
加温とライトで育てるか、春と夏の風物詩として楽しむかになります。
ちなみに私は60Lくらい入る大き目の睡蓮鉢に春から秋中までホテイ草を入れていました。
ホテイ草の花が咲くと綺麗ですよー
-2 どこでも売っている
欲しいときに手に入る。これは大きなメリットですよね。特に私のようなせっかちには。
上述に貼ったリンクのように楽天やAmazonなどのネット通販では常に販売されており、アクアリウムショップやホームセンターにも年中置いています。
ホテイ草は季節物でもあるので、通販では売っていてもアクアリウムショップやホームセンターには夏を過ぎると置いていないかもしれません。
そこは注意しましょう。
-3 水質浄化効果が高い
アナカリスやホテイ草など他の水草も含め、
「水草を入れているから水質も浄化されて安定するし水替えしなくていいやー」
そんなことはありませんからね。。
各種水草はメダカ飼育で発生するメダカにとって有害な物質を栄養として成長します。なので有害物質が溜まりづらくなることは確かですが、それだけで水が安定し続けることはありません。
参考記事(生体編)メダカの死因トップ3について解説 基本の考え方も解説
ここに水槽内のろ過サイクルを少しまとめています。ご参考にどうぞ。
それなら入れる意味ないじゃんと思うかもしれませんが、有害物質を吸収し成長することで圧倒的に水槽内の水質悪化を遅らせてくれます。
水草も含めメダカ以外を全く入れない水槽(ベアタンク)とメダカと水草のみの水槽で比較すると、水質の安定も早く悪化も遅いのは水草を入れた水槽になります。
このことから、水質浄化効果が高いことと入れるメリットが分かりますよね。
-4 管理に手間がかからない
アナカリスとホテイ草は本当に管理に手間がかかりません。
アナカリスでやることとすれば、
・太陽が当たりすぎて苔が生えてきていないか見る
・伸びすぎていないか見る
・伸びすぎたら切る(メダカの泳ぐのに邪魔にならない程度に)
切る、トリミングと言われるやつですね。トリミングしたあとのアナカリスは捨てずに他の水槽に入れてみてください。節から根っこや新芽が生えてきて分岐し増えます。
ありがたいですよー
とても分かりやすく記載されているブログ記事があったのでリンクしときます。
切る時に見るといいですよー
苔、上で黄色アンダーラインと引きましたが、これがくせもので私嫌いです。
アナカリスの葉っぱに苔がつくとなかなか取れないですし、広がりすぎるともう対処しようがなくアナカリスを廃棄することになります。これだけは阻止しましょう。
ホテイ草でやることは、
・黒く腐ったところは常に取り除く
・根が伸びすぎるとメダカが引っかかるので切る
・増えすぎると邪魔なので株分けする
ホテイ草についてすごく丁寧に記載されている記事がありました。
リンクしときます。株分けの方法も写真付きで書いてありましたのでどうぞ。
https://oitamedakabiyori.com/contents/post-166.html
根を切るのも株分けするのも、あまり気にしすぎずガバっとやってしまいましょう。
私は何にも調べず、ガバっといきましたが全然平気でした。(笑)
(ホテイ草、ごめんね)
アナカリス同様、繁殖力も生命力も高いのでここは安心ですね。
ソイル(土)の必要性
結論を申し上げるとソイルは無くても、水草の成長にはそこまで影響しないと考えています。
ソイルを入れることでのメリットとしては、
・水草が綺麗に成長する
・水草の成長が早い
・水槽の見た目が綺麗
・ろ過サイクルがうまく廻ると水質が安定する
ソイルについては別記事を書く予定なので、出来上がったら内部リンクを貼るようにしますので
少しだけお待ちください。
簡単にご説明します。
メダカは何かに驚くと下に潜る習性がありクッション材が無いと傷を負ってしまうことがあります。
そこにソイルがあることでリスクが低減されます。 またソイルは水草用の土なので栄養があり成長が促進されます。また、水槽内に設置することで外見は綺麗になりソイル、水草、メダカのビオトープが出来上がります。
ろ過サイクルに関しては少し注意点があり、ソイルを入れれば水質が良くなるわけではなくソイルはどちらかというと酸性よりにPHを傾けてしまうことがあり、メダカの生育にともなうアンモニアと重なってしまうと、どっと水質を悪化させてしまう可能性もあります。
なので、水草も含めサイクルがうまく廻るようならソイルがあると水質の維持向上につながります。
私が使っているソイルはこちらですので、使う方はどうぞ
私は使ってみてソイルの良さや悪さを勉強した派です。あまり高価なソイルはおすすめしません。
水草を入れる「メリット」と「デメリット」
水草を入れるメリットについてはご理解いただけたかと思います。
「メリット」
・良好な水質の維持
・メダカの隠れ家になる
・水槽内の見た目を良くしてくれる
デメリットも知っておいて損は無いと思います。
「デメリット」
・メダカが隠れて見えづらい
・手入れが多少必要
・卵をつけてしまう
えっ卵つけてくれるならいいじゃん。と思う方もいるかもしれませんが私はデメリットとして捉えています。
繁殖をしっかりしたい場合には産卵床に着けてくれないと採卵もしづらいですし、産卵床に比べて卵がつけづらいのか、水槽下部に卵が落ちてしまっていることもあります。
なので、本当に繁殖がしたいメダカに関しては水草を入れることはせず、メダカと産卵床のみのベアタンクにて飼育しています。
※水替え頻度を多くしないといけません
実際に私が行っている繁殖時の水槽管理や採卵方法、産卵の条件など記載した参考記事です。
ぜひ見てみてください。メダカの抱卵や採卵について 採卵時の注意点や卵を入れる水についてご紹介
まとめ
※効果を過信しないよう注意
・水草を買うなら「アナカリス」「ホテイ草」を検討しましょう
ホテイ草は低水温では生きられないので注意
・ソイル(土)は無くても問題なし。見た目をよくしたければ入れるべし。
いれるのであれば水のPHが酸性に寄らないように注意
・大きなデメリットは卵をつけてしまうこと。
繁殖をしっかりしたい個体には水草はおすすめしない
以上、参考になれば幸いです。
皆様のメダ活が良いものになりますように。
今日も頑張りましょー
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