メダカのオスとメスの見分け方を知っていますか?
メダカのオスはヒレがカッコ良く、メスは少し丸っこい体型をしています。
オスとメスを見分けることで、産卵と繁殖を効率よく行うことが可能に!
ただし、オスとメスを入れていれば繁殖ができる分けではないので、繁殖と産卵の流れも解説します。
稚魚については、主な死因についても少し触れていきます。
では、楽しんで行ってみましょう!
☆参考記事☆
[最新]王道が人気か?それとも高級メダカが人気なのか?メダカ人気ランキングTOP10
オスとメスの見分け方
オスは背びれに切れ込みがあります。
こちらがメダカのオス
メスと比較すると分かりますが、体も長くなりカッコいい体型です。
また、全体的にヒレが大きくなります。
ヒレが大きい子はメスにモテます。
メダカは目が良いので、好きな男子はちゃんと見て判断します。
なんか、人間みたいで良いですよね。
一方メダカのメスは、背びれに切れ込みがありません。
体も丸味を帯びており、ふっくらしてきます。
こちらがメダカのメスです。
オスと比較するとヒレも、そこまで大きくならないことが多いです。
ヒレがもともと大きい、「ヒカリ体型」や「ヒレ長系」、「ロングフィン」なども、
オスと比較してメスの方がヒレは小さい傾向にあります。
こちらは先日うちの家に仲間入りした、「ヒカリ体型」の「ドラゴンブルー」という品種です。
メダカのオス・メスを判断する時は、「背びれ」と「体型」を見てみましょう。
慣れてくれば、ほとんど間違えることなく、雌雄判別が出来ると思います。
判別する時は横見でみれるように、小さめの容器に移すといいですよ。
メダカの産卵と繁殖
メダカは条件を揃えると繁殖行動を行い、産卵します。
抱卵条件についての詳細はこちらをご覧ください。
☆参考記事☆
メダカの抱卵や採卵について 採卵時の注意点や卵を入れる水についてご紹介
メダカの繁殖行動は早朝4時ごろから8時ぐらいに行われます。
横から見える水槽に飼育していれば、タイミングにあった時は交尾が見れると思います。
エサに気を取られて、繁殖行動をしなくなります。
オスは気に入ったメスの周りをクルクル廻ったり、ヒレを広げたりと求愛行動を行います。
メスに気に入れられれば、そのオスとペアになります。
ペアとなったオスとメスは仲良く連れ立って泳ぎます。
3色ラメ体外光ペア🙌❤️🔥💖🤩🙌
— 合同会社 太陽メダカ園 (@fat23932) April 15, 2022
卵を産んで欲しい。待ち遠しいなぁ💖❤️🔥👍 pic.twitter.com/jZgqQ1GcGW
交尾は、オスの尻ビレの軟条にあるトゲで、メスを刺激します。
メスは卵を産み、オスは卵に精子を振りかけます。
オスの精子が卵とうまく結合すると有精卵となります。
メスはお腹に卵をつけて泳ぎ、そのうち卵を水草などに擦り付けて卵を体から剥がします。
メダカの飼育ケースに産卵床を入れておくと、そこに卵を付けてくれます。
産卵床は買ってもいいですが、手作りも可能です。
詳細は参考記事で確認してください。
☆参考記事☆
メダカの産卵床ってなに?100均グッズでお手軽に産卵床を作ろー
産卵床には点々と卵がついていますので、外して別の容器に分けると良いです。
ちょっと面倒な作業ですが、卵を一つ一つ外しておくとカビづらくなって孵化率がグッと上がります。
多数のメダカを飼育している方は、この作業が難しいので産卵床ごと移動していますが、みなさんは未だそこまで多くないと思いますので、稚魚を思って作業を楽しみましょう。
メダカはどのくらい増える?
稚魚の踊り食い🐟
— 兄やん (@wataru0606) July 12, 2020
3杯くらいならおかわりあるよw
今年は爆卵です😆🎵#メダカ pic.twitter.com/VZgJYer862
メダカは1回の産卵で、10個から30個ほどの卵を生みます。
交尾が上手なオスと、健康なメスの間で生まれた卵であれば、ほとんどが有精卵となります。
キッシング産卵止まっちゃった
— 龍獅狼 (@gOb7kpd5_Hr1Az) April 14, 2022
また産んでくれますように
リアルやっと有精卵採れた
他のリアルとメダカは、濁りが多い
ちゃんと育つ有精卵が採れますように🥚 pic.twitter.com/AY3d9eqOej
少し黄色かオレンジっぽいのが元気な有精卵であることが多いです。
上のツイッター画像にある、下から4つ目の卵は無精卵ですね。
白くなっています。
この白い卵を放置しておくと、カビが生えてしまい他の有精卵にも悪さします。
なので、無精卵は最初から外しておくと孵化率が圧倒的にあがります。
有精卵と無精卵の見分け方で簡単なのが、『メチレンブルー』を使うやり方。
別の容器に卵を移して、少量メチレンブルーを加えます。
容器の大きさによりますが、小さいスポイトで何滴が足らすだけで色がつきます。
軽く色づくくらいにしないと、有精卵も青く色がついてしまうので注意しましょう。
少量のメチレンブルーで青く色が着いてしまうようなら、無精卵です。
また、無精卵は採卵時に簡単に潰れてしまうので
それも判断方法の一つ。
メダカは繁殖行動は自然界であれば、『20日』ほど行います。
人口飼育で加温もしていれば、『一年中』産卵します。
無理のさせすぎはNGです。
孵化が上手な人であれば『80%から90%』は孵化率を高めることが可能です。
ただ、孵化したすべての稚魚(針子)が生魚となれるわけではありません。
針子はよく消えます。
消える原因は、『餓死』がほとんどなんです!
詳細はこちらをご覧下さい。
☆参考記事☆
メダカの稚魚が水槽から消えた?2つの原因と3つの対策を簡単解説
結果、育てる人によって孵化率と稚魚の生存率が大きく変わってくるため、
どのくらい増えるかは、一概には言えません。
ただ実績として言えば、私は4匹のメダカから、ワンシーズンで200匹ほど増えました。
春と夏に期間に繁殖と採卵をして、秋、冬は加温していません。
鳳凰メダカについて知りたい方は、こちらをご覧下さい。
☆参考記事☆
《改良•高級》鳳凰メダカの紹介 ヒカリ体型とは?性格や入手方法、値段相場について
1つの品種に絞って1年中加温し、繁殖を続ければ、2ペア(4匹)を1000匹まで増やすことは出来そうです。
まとめ
今回は、メダカのオスとメスの見分け方と、 繁殖、産卵について、どのくらい増えるのかも解説してきました。
・オスは背びれに切れ込みがある
・メスは少し丸っこい身体つきをしている
・オスのが全体的にヒレが大きい
メダカの繁殖と産卵
・交尾が上手なオスと健康なメスが必要
・メスの産卵には条件がある
・産卵1回で10個から30個の卵を産む
メダカはどのくらい増える?
・4匹のメダカが200匹以上増えた実績あり
・ワンシーズンの春と夏で増えた
・一年中加温すれば、もっと増やすことも可能
メダカの雌雄判別と繁殖についてはいかがでしたか?
オスの見分け方が分かれば、メスもわかるようになりますよね。
雌雄判別をしっかりして、効率良くメダカの繁殖を楽しみましょう!
メダカを無理させ過ぎないように、気をつけてやりましょうね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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