ヤマトヌマエビとは
ヤマトヌマエビは淡水性のエビで、大きさは3cmから5cm。メスの方が体は大きくなり、個体によっては5センチを越える子もいます。
淡水魚を飼育されている方は苔と残餌の掃除屋さんとして、水槽の中に入れている方も多いのではないでしょうか。
私も流木に生えた黒カビを撤去してもらうために飼育を始めました。詳細は後述します。
ヤマトヌマエビは比較的安価で地域や店舗によりますが、150円/匹ほどで購入できます。
ミナミヌマエビとの違い
違いは、
- 大きさ
- 繁殖
- 値段
まず、大きさですが
ヤマトヌマエビは3cmから5cm ミナミヌマエビは1cmから2cm
結構違いますよね!大きさは掃除する仕事量と力強さにつながります。また、大きいので混泳する魚に食べられてしまうなどの被害も発生しづらいです。
大きくて力強い反面、水草レイアウトを移動時に壊してしまったり、新芽を食べてしまったり、繊細なレイアウトをされている方は困ってしまうかもしれません。
つぎは繁殖、
ヤマトヌマエビは卵が孵化するとゾエアと呼ばれるヤマトヌマエビの幼生が誕生します。
ゾエアはプランクトンの一種で、汽水域で生活します。汽水域は皆さんご存知の通り淡水と海水の交わるところとなりますので、メダカ飼育などの淡水水槽では生活できないことが分かります。
ヤマトヌマエビか繁殖が出来ない(難しい)と言われる由縁はここにあります。
ミナミヌマエビはメダカ飼育における適温化20℃から25℃でオスとメスがいれば抱卵します。
ミナミヌマエビは抱卵し、卵が孵化するとゾエア(プランクトン)では無く稚エビが生まれます。
この稚エビは淡水化で問題なく成長するため、ミナミヌマエビはメダカ飼育上も繁殖でき増えていきます。
値段は、
- ヤマトヌマエビ 150円/匹
- ミナミヌマエビ 50円/匹
ミナミヌマエビは値段が安いし、繁殖もするしコスパ良しなのか??
ここで求める回答は皆さんの目的次第だと思います。仕事量優先であればヤマト。繁殖と飼育も含めて楽しみたいのであればミナミなど、目的にあった購入を検討してみて下さい。
ヤマトヌマエビはなにをしてくれる?
ヤマトヌマエビは苔や残餌を食べてくれるので、ヤマトヌマエビを入れておくと水槽が綺麗に保たれます。
入れておくだけで綺麗になる場合と、ある程度人間の手が入らないと綺麗にならない場合もあります。
黒カビは食べてくれないと、私の行きつけのアクアリウムショップでは説明を受けましたが、とりあえず購入し水槽に投入しました。結果、水槽内の苔の発生は抑制され、黒カビも全てではありませんが除去してくれました。
本来は食べてくれないのかもしれませんが、私の水槽では大変良い仕事をしてくれましたし、事実として受け止めています。
ネド家でのヤマトさん
結論、黒カビは全部消えませんでしたが、日に日に大きくなっていた黒カビと白カビの増殖は止まり、水槽内は落ち着きました。
アクアリウムショップで黒カビは食べませんと言われて無理かなーと思っていた私としては求めていた以上の働きです‼️
そしてなんといっても、可愛い💕
買って良かった!
追加
水槽の大きさによりますが、私は60リットル水槽に5匹のヤマトヌマエビを入れています。
最初は繁殖するんだったらミナミヌマエビにしようと考えていましたが、よくよく調べてみると繁殖しすぎて困るといった方もいたため、メダカ飼育を優先してミナミヌマエビはやめました。
なので、ミナミヌマエビは繁殖することも考慮して、必要以上に買わないようにした方が良いと思います。
水草や流木のレイアウトはやってみると楽しいですよ(*’ω’*)
魚とエビが混泳している姿も感動できますし(*´ω`*)
是非、遊んでみてください
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