メダカは100均に置いてある容器で飼育が可能です。
今回は私が利用している容器を比較し、家にあるものでも飼育ができることを画像付きで簡単に解説していきます。
メダカ販売をしていて質問が多いのが、飼育する容器について。
小さい容器で、エアレーションが無くても飼育が出来ることを紹介すると、驚く方が多いです。
今回記事を読んでいただければ、水槽が無くてメダカを買うことを悩んでいる方はスッキリすること間違いなし。
では、さっそく行ってみましょう!
『メダカ飼育/100均』どんな容器がある?
私がメダカ飼育をしていて100円均一で良く寄らせてもらうのは、『ダイソー』と『セリア』です。
どちらもメダカ飼育に使えるグッズが沢山売っている最高のお店ですね。
しかし、私が使っている飼育容器は、メダカ用として販売しているものではないので、今回の記事を参考に、
各店舗をみていただき、自分にあったものを探してみましょう。
10Lくらいの水量が入る大き目の容器が希望の方は、『スクエアボックス』がお勧めなので、こちらの記事をご覧ください。
(画像)ダイソーコスパ最強?メダカ水槽に最適なスクエアボックスの魅力と注意点/NVやIKEAとも比較!
『食パン保存容器』
まずは、セリアで『食パン保存容器』として販売されている容器。
これは成魚育成でも稚魚育成でも活用できる、万能容器です。
私はメダカもミジンコも分ける時は使っています。
ダイソーでも同じサイズの容器が売っていますが、セリアの方が上部がしっかりしており、水を入れた時に持ちやすいのでお勧めです。
こちらが、ダイソーの方。
持ち手が重いものを持つように出来ていないので、少し柔らかい素材になっています。
そのため、2L近い水が入るので持つときに容器が変形してしまい、メダカなどの飼育には適していません。
パン保存容器を買うようであれば、セリアの物が良いですよ。
食パン保存容器は色が透明ではなく、白っぽい色をしているのがデメリット。
横から見た時には、上の写真のような透明感のある写真は撮りづらいですので、注意しましょう。
しかし、上から見る分には得に問題はありませんので、ソイルや砂利を使えば、小さいビオトープも作れますよ。
ダイソー『アルミ蓋PET容器280ml』
ダイソーに売っている円柱型の容器です。
こちらの容器は蓋があるのが便利で、水が入っている状態でもこぼさずに移動が可能。
このまま水だけでも飼育は可能ですが、
アナカリスなどの水草や、低床材として砂利やソイルを入れると綺麗な見た目になります。
この『アルミ蓋PET容器280ml』は、
小さすぎず、大きすぎずの容量がとても使い勝手が良い。
玄関やキッチンに置くとインテリアとして映えますので、ぜひ検討して見て下さい。
ダイソー『密閉容器』
ダイソーで販売している密閉容器はパン保存容器とは違って、浅めの容器ですが意外と水量が多く、こちらもメダカ飼育容器として活用できます。
主に、上からみるのを楽しむ容器になりますので、ヒレ長系のメダカというよりは、体外光やラメがしっかり入ったメダカがおすすめですね。
ダイソー・セリア『タッパー系』
先ほどの密閉容器も良いですが、比較的大き目なので置き場所に困ることがあります。
そんな時は、少し小さめのタッパーもメダカ飼育容器として活用できます。
これも容器の色が透明ではなく白っぽいので、上からみるのを考えると見栄えがよくなります。
低床材としてソイルや砂利を入れることで、メダカが綺麗に見えますよ。
メダカは保護色により白容器だと色が抜けることがあるため、低床材を入れることで安定して色を保つことができます。
ダイソー・セリア『ガラス系の調味料入れ』
パン保存容器やタッパーは白容器なので、横からメダカを見ることに適していません。
そんな時は、ガラス系の容器を試してみましょう。
ダイソー・セリア、どちらでも販売されているガラス系の調味料入れは、透明度が高く横見もしやすい。
容量が小さいので沢山のメダカを入れることはできませんが、小さいからこそキッチンや玄関に省スペースで置けるので、インテリアとして部屋に調和します。
丸形タイプのガラス容器も可愛い。
ダイソーとセリアで売っている形が違うので、自分の部屋に合わせて選んでみるのも楽しいですね。
こちら別の形のガラス容器。
メダカを入れるとこんな感じ。
静止画だと少し分かりづらいので、動画でも撮らせてもらいました。
よかったらどうぞ。
『メダカ飼育/100均』容器の水量を比較してみよう!
私が使っている容器をご紹介してきましたが、気になるのは各容器の水量ですね。
各容器の水量を、実際に使うであろう水嵩にして測ってみましたので比較してみてみましょう。
基本的にメダカに必要な水量は1匹に対して1リットルと言われていますが、必ずしもその水量が無ければ飼育が出来ないというわけではありません。
あくまで目安ということですね。
ダイソー『アルミ蓋PET容器280ml』水量は?
商品名では280ミリリットルと記載されていますが、満タンまで水を入れてしまうとメダカが飛び出してしまう危険があるため、少し余裕を持った水位で飼育しましょう。
実際の水量が202ミリリットルであれば、成魚2匹くらいは飼育できます。
スポイトなどを使って水替えをすると、低床材が変に動くことなく水替えができます
ダイソー『密閉容器』水量は?
この密閉容器は1.6リットルも入ります。
こちらの容器は開口部が広いので、水位を高めにすると衝撃などで驚いたメダカが跳ねて外に出てしまいます。
7分目くらいの水量で飼育しましょう。
私は低床材を敷かずに10匹ほど飼育していましたが、2週間に1度、水を半分入れ替える程度で問題なく飼育が可能でした。
メダカの調子をみながら、水は全部入れ替えず、半分程度の水替えを繰り返しましょう。
ダイソー・セリア『タッパー系』水量は?
ダイソーもセリアもタッパーの種類は豊富で、大・中・小とさまざまなサイズがあります。
今回紹介しているのは、中サイズですがそれでも500ミリリットル入ります。
低床材や水草を入れて簡単なビオトープを作りやすいサイズですね。
3匹、4匹は入れても問題なく飼育が出来ています。
ダイソー・セリア『ガラス系の調味料入れ』水量は?
どちらも省スペースで設置が出来る反面、水量が圧倒的に少ないのがデメリット。
飼育するのは成魚であれば1匹、稚魚程度の小さいメダカであれば2匹か3匹は入れられますね。
成魚2匹でも飼育はできますが、水替え頻度を高めにしてあげる必要があります。
こういったガラス容器は、隣にカルキを抜いた水を用意しておいて、少量ずつ毎日水替えをしてあげると比較的安定した飼育が可能です。
スポイトはダイソーでもセリアでも販売されているので、1本持っておくことをお勧めします。
容器は買ってこなくても、家にあるもので比較的簡単に飼育ができます。
見てみましょう。
『メダカ飼育』家にあるものでも飼育が可能なのか?(画像)かんたん解説
メダカの飼育をするのに大きな水槽を買う必要はありません。
また、100均グッズも紹介しましたが、家に似たようなものがあれば代用が可能です。
お菓子を食べたあとの容器や、インスタントコーヒーの瓶。
なんだか分かんないけど保管しているガラス瓶など。。
以外と家には容器があるものですね^^
家にある容器はしっかりと洗ったあと、ブリーチなどで殺菌して使用しましょう。
写真の一番左にある容器ならギリギリ大丈夫ですが、
あまりに細すぎる容器はメダカの動きを妨げてしまうので、飼育には向きません。
家にあるものでも飼育は可能ですが、開口部がなるべく広いものを選びましょう。
メダカを飼育するのに結構重宝するのが、『発砲スチロール』。
発泡スチロールはスーパーなどで無料で手に入れることが出来る、最高の飼育アイテムです。
私は家の近くにくすりのアオキがあり、たまに良いサイズがあればいただいています。
発砲スチロールは保温性も高く、水量が多く入るものが多いので使い勝手が良いです。
デメリットとしては、長く使うとボロボロになるところと、インテリアとしてはイマイチなこと。
また、メダカは保護色機能で白い発砲スチロールだと色が落ちてしまう品種がいるので、そこも注意しましょう。
まとめ
今回はメダカ飼育の水槽として代用できる、100均一の容器を紹介しました。
ダイソーとセリアは探せば沢山容器が置いてあるので、楽しみつつ探してみましょう。
最近はメダカ用の低床材も一緒に置いてあるので、餌や小物、スポイトなども一緒に大体揃います。
一般的な水槽がなくても飼育ができるのは、メダカ飼育の良いところですね。
ぜひ参考にしていただき、1人でも多くの方にメダカ飼育を楽しんでいただければ幸いです。
ちなみに多くの方が気になる『エアーレーション』は、無くても問題ありません。
メダカ飼育にエアレーション不要?おすすめは?静かな物/細かい泡/分岐方法
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
コメント