大人気の真っ黒なヒレ長めだかの『サタン』！
ドラゴン○ールのサタンと違って、漆黒のイケメンくんです。
サタンはオロチのヒレ長個体ですが、意外と違いを知らない方が多い品種。
さらには、上位個体に『ゼウス』という品種まで出てきて、もう分かりませんよね。
今回は、改良メダカで大人気の『サタン』について、
品種の紹介とオロチとの違いについて、画像付きで紹介します。
気になる価格相場についても、生体と卵は分けて見ていきましょう。
最後には、飼育における注意事項をお伝えします。
サタンの購入を検討している方や、これからメダカ飼育を始める方には役に立つ記事です。
では、早速行ってみましょう！
（画像）サタンとはどんな品種
サタンはオロチの保護色無視を受け継いだ真っ黒のボディに、部分的にヒレ長となっている品種です。
この個体は、背びれと尾びれは全体的に伸びていますが、尻ビレは1部分のみヒレ長となっています。
ヒレ長の部分は個体により違いがあるのも特徴。
自分の好きな伸び方のヒレを目指すのもありですね。
サタンはヒレの色より、イエローテールや、レッドテールといった派生品種も流通しています。
これもまたカッコいいので、サタンを購入する時は、ブラックテールの基本系か、
派生品種にするかはしっかり悩んでみると良いですね。
次は、サタンと有名な品種『オロチ』との違いを見ていきましょう。
（画像）サタンとオロチの違いは？
サタンとオロチの違いは、ヒレです！
サタンはオロチのヒレが伸びた品種で、オロチがもとになっています。
この子はメスで少し太っちょですが、ヒレを見てもらうと分かりやすい。
オロチとのサタンを比較したのはこちら、
このオロチとサタンは両方ともメスですが、ヒレの伸び方が全然違いますね。
サタンはオロチの派生品種であるため、保護色無視を受け継いでいます。
オロチについて詳しく知りたい方はこちら、
サタンはヒレが部分的に伸びたカッコいい品種と言うことが分かりましたね。
次は、最近の価格相場を見てみましょう。
価格相場は？生体と卵
サタンは人気品種ということもあり、生体や卵が広く流通しています。
ただ流通量が多いのは、主にインターネット。
ヤフオクや、各種ネットフリマです。
ペットショップやホームセンターでオロチは売っていても、サタンが売っていることは少ない。
現物が欲しい方はメダカ屋が出店している、道の駅やメダカ屋さんに、直接見に行きましょう。
サタンの相場は、
生体1ペア 1,500円から2,000円
有精卵20個 1,000円前後
価格は流通量によって大きく変動するので、参考程度に見てください。
記載の相場から金額が大きく離れている場合は、一旦考えましょう。
とても品質の良いサタンなのか、
はたまた、詐欺まがいのサタンなのか、
私は、生体購入をおすすめします。
理由は、卵から育てるのは意外に上級者向けだからです。
また、遺伝にもよりますがヒレが伸びてこない可能性も考えると、しっかりしたペアを買うのがいいでしょう。
卵から孵化して育てるのもメダカの楽しみ方の１つ！
卵購入を検討している方は事前に勉強しておくことをおすすめします。
飼育の注意事項
飼育の注意事項は１つ。
オロチ系統のため、体質的に弱いこと。
これは最近の改良メダカ全般に言えることでもありますが、
原種の黒メダカや、改良メダカの中でも比較的強い白メダカや楊貴妃などに比べると、
体質が弱くなりがちです。
オロチを購入して飼育する場合には、他のメダカに比べて体調管理をしっかりする必要があることを覚えておきましょう。
まとめ
今回はサタンという漆黒のヒレ長メダカを紹介しました。
（画像）サタンとはどんな品種？
・オロチのヒレ長体型
・背びれ、尾びれ、尻びれは個体によって伸びが違う
・派生品種でイエローテールやレッドテールがいる
（画像）サタンとオロチの違いは？
・違いは、ヒレの長さ
・オロチは通常体型
・サタンは部分的なヒレ長体型
価格相場は？生体と卵
・生体1ペア 1,500円から2,000円
・有精卵20個 1,000円前後
・生体購入がおすすめ
飼育の注意事項
・オロチ系統のため、体質的に弱い
・水質管理をしっかりする必要がある
サタンについては、いかがでしたか？
カッコイイ品種だし、値段も意外とお手頃なので買いたくなりますよね。
体質的に弱いのは仕方ないですが、水の管理をちゃんとしていれば特に問題ありません。
うちでは元気よく、卵をたくさん産んでいますよ。
みなさんのメダ活の役に立てば幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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