メダカにエサを必要以上あげすぎると、食べ残しが起こります。
少量であれば問題ありませんが、食べ残しは分解がうまくされず水質を悪化させる原因となります。
みなさんが悩むのは、『1日に何回エサをあげれば良いのか』ではないでしょうか?
今回はメダカのエサを1日に何回あげれば良いのか、最適頻度(回数)について考え方を3つ解説します。
最適頻度だけではなく、与える量や飽和給餌についても紹介していきます。
では、さっそく行ってみましょう。
メダカのエサは何回あげれば良い?最適頻度(回数)の考え方を3つ解説!
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メダカのエサの最適頻度は、この3つから考えられます。
①季節による違い
②温度による違い
③飼育する方の生活スタイルでの違い
1つずつ見ていきましょう。
最適頻度(回数)の考え方3つ:①季節による違い
メダカは、季節によって活動量が違います。
活動量が違うということは、季節によって必要な栄養の量も変わってくるということ。
春4月から6月は繁殖のシーズンであり、活動量も多いため、回数多くあげる必要があります。
朝から夕方までに、時間を分けて3回あげれると良いですね。
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夏、7月から9月は暑い季節。
春に比べて繁殖量も減りますが、まだまだ栄養が必要な時期。
最低2回。 できれば3回あげたいですね。
秋、10月から12月は冬に向けてメダカが落ち着く季節。
まだ日中の外気温が高い間は、2回あげます。
日中の気温が上がらなければ、1回でも良いかな。
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冬、1月から3月は、1回若しくは「あげない状態」も必要。
屋外越冬に関しては、別でもう少し勉強しましょう。
越冬はコツがいりますので、媛メダカさんの解説YouTube動画で勉強しましょう。
四季でエサの回数が変わることは分かっていただけましたか?
最適頻度(回数)の考え方3つ:②温度による違い
メダカが1番活性化する温度は、水温が25度から28度くらい。
23℃を下回ると、メダカの活性は低下していきます。
水温が低い時に、エサをたくさんあげると食べ残しが多く発生します。
もし食べきっても、消化不良をおこし、病気になる可能性もあります。
☆参考記事☆
(生体編)メダカの死因トップ3について解説 基本の考え方も解説
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メダカが活性化する温度を覚えておくことで、エサのあげすぎや、足りないということは無くなるでしょう。
メダカが餌をあげても食べない時は、
・水温が低い
・水質が悪い
・グリーンウォーターが濃すぎる
などの理由が考えられますので、エサをあげる時は注意してみるようにしてください。
最適頻度(回数)の考え方3つ:③飼育する方の生活スタイルでの違い
朝から夕方までに2回あげろっていったって、
「仕事で無理ー」って声が聞こえてきそうですね。
そういう時は、「あげれる時にあげれば良い」のかなと。
朝のエサやりは、メダカの繁殖時間の7時から8時は外す。
昼は、あったかくなってきたら水換えして、エサやり。
夕方は、少なめにエサやり。
夜はあげない。
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上述のようなメダカに合わせたエサやりが理想なのは分かります。
しかし、そんな理想を叶えるのは仕事やめなきゃ無理かなと考えたしまいます。
なので、朝起きて、おはよーっとエサあげ。
夜仕事から帰ってきて、ただいまっとエサやり。
最悪、夜は忘れても良いかな。
このくらいの温度感で飼育しても、私は良いのではないかと思っています。
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エサはあげすぎるより、少し少ないくらいの方が水質の悪化も抑えられます。
人間も食べすぎないほうが、体に良いですしね。
自分の生活スタイルがメインで、エサやり回数を考えても大丈夫です。
メダカも慣れてくると、飼育者の時間やサイクルに適応してくれますよ。
次は、エサやりで大変重要な、『量』について見てみましょう!
エサを与える最適な量は?
餌をあげる量は、飼育しているメダカの数で変わります。
エサのパッケージに『1分から2分』で食べ切れる量と書いてありますが、
あまり参考にしない方が良いかなと思ってます。
私は食べ切るまでに、2分もかかっていたら、あげすぎじやないかなぁと思っていますので、
理想は、こんな感じ。
ここまで食べてくれると、体調も良さそうだなと安心します。
逆に、2分も食べきらないと、水が悪いのかと思って心配になり、水換えしますね。
なので、最適なのは『与えてすぐに食べ終わる量』が理想です!
水も悪化しづらいので、参考にして下さい。
飽和給餌とは?
メダカは適正な条件が揃えば、卵を産みます。
☆参考記事☆ 抱卵条件も書いてあります
メダカの抱卵や採卵について 採卵時の注意点や卵を入れる水についてご紹介
![](https://nedo-freedom.com/wp-content/uploads/2021/09/1-1-160x90.png)
適正な条件に栄養があります。
栄養がしっかり取れていると、卵をバンバン産みますし、
有精卵も産まれやすく、孵化した稚魚も元気な子が産まれやすくなります。
常に栄養、お腹いっぱいにしてあげることを、「飽和給餌」といいます。
メダカは胃がない生き物なので、食い溜めができません。
なので、1回の食事量を増やすのではなく、あげる頻度(回数)を増やします。
3回だったのが5回や6回に増やすことです。
飽和給餌は、「注意点」があります。
そもそも、メダカが元気じゃないとそんな食べない。
しっかり食べきっても、排泄物が増えるので、水換えも比例して増やさないとダメ。
そのメダカ達の食べ切れる適正量を把握する。
食べ過ぎで消化不良を起こさないように注意する。
飽和給餌は繁殖が目的の方はチャレンジしてもいいかもしれません!
頑張ってみて下さい。
エサの種類とおすすめ
活動量が多い季節は、高タンパクな餌がおすすめです。
活動量が減ってきたら、エサの種類を変えて、消化メインにしてあげましょう。
私はコスパが良いので、メインでこれをあげてます。
難点は、匂い。
おとひめはちょっと匂います。
飼育数がそんなに多くないなら、キョーリンのこれは最高におすすめです!
食べも良いし、繁殖も促すし、匂わない(笑)
意外と屋内飼育だと、匂いは重要ですよ。
エサのおすすめは、ここにも書いてますのでどうぞ。
☆参考記事☆
メダカのエサは何が良い?どんな違いがあるの?お勧め3選‼️
![](https://nedo-freedom.com/wp-content/uploads/2021/10/B9D250B3-8FE7-4D02-8109-7538DD396F52-160x90.jpeg)
また、おすすめの飼育用品は、まとめてここに書いてあるので参考にして下さい。
☆参考記事☆
《必見》おすすめ飼育アイテムの紹介
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まとめ
今回は、エサの最適頻度について、
最適な量については、インスタの動画で紹介しました。
飽和給餌とエサの種類についても、併せて解説してきました。
・季節により活動量が違うため、頻度は変わってくる
・温度、水温により活動量が違うため、頻度が変わる
・最適頻度の理想はあるが、あわせるのは困難
・飼育する方の生活スタイルがメインで行えばよい
<餌をあげる最適の量は?>
・エサのパッケージには1分から2分とあるが、それでは遅い
・与えて直ぐに食べ終わるくらいが理想
<飽和給餌>
・常にお腹いっぱいにしてあげる
・量を増やすのではなく、回数を増やす
・注意点も多い
・繁殖目的の方はチャレンジ
<餌の種類とおすすめ>
・活動量が多い季節は、高たんぱくな物が良い
・活動量が下がった時は、消化に良い餌へ変更
・コスパは「おとひめ」、臭いに注意
・キョーリンの餌もおすすめ
メダカの餌あげについては如何でしたでしょうか?
結局最適回数は、状況に合わせて考えないといけませんね。
1番は、餌あげの時にメダカを見てあげることが大事かなと思っています。
やっぱり餌を食べないときは、何か理由があります。
絶対これ、というものも無いのでその子の状況を見て考えなければいけません。
臆病な子なんかは、飼育場所を変えたら餌を食べなくなったこともありますので。
みなさんのメダ活が良いものとなりますように!
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最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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