グリーンウォーター(青水)必要性と作り方は?メダカ飼育での実際の運用と注意点についても

グリーンウォーターとはメダカにとって栄養豊富な飼育水のことです。

今回は、我が家でも重宝しているグリーンウォーター(青水)について紹介します。

グリーンウォーターのことを知るだけで、今後のメダカ飼育が圧倒的に楽になると思います。

グリーンウォーターの必要性と作り方や実際の運用方法も解説しましょう。

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メダカ飼育:グリーンウォーター(青水)とはなに?

グリーンウォーターとは「植物性プランクトン」が豊富に発生した緑色の水のことを言います。

皆さんも金魚や亀などを屋外で飼育していた時に、色が緑っぽくなったことはないでしょうか?

それが「グリーンウォーター」です。

飼育水は厳密には色々あるかもしれませんが、クリアウォーターorグリーンウォーターの2種類で考えれば良いと思っています。

飼育水の違い

グリーンウォーターが栄養豊富な水ということが分かったところで、

次は必要性について、見ていきましょう。

メダカ飼育におけるグリーンウォーターの必要性は?

メダカは胃が無い生き物なので食べたものを蓄えることが出来ません。

なので、私たちが与える餌以外に飼育水の中で発生している、

『何か』を四六時中食べて生きています。

何かは、微生物だったり、藻だったり、水草だったり。

植物性プランクトンが豊富となっているグリーンウォーターは、

メダカにとって「食べたい時に餌が食べれる良い環境」です。

厳密に言うと食べると言うよりはエラで呼吸をしたり、口をパクパクしたらプランクトンが勝手に入って、体に取り込まれます。

大きい個体になれば私たちが与える餌もしっかり食べれますし、

泳ぐ力も強いのでクリアウォーターでも問題ないですが、

生まれたばかりの針子や稚魚は餌をうまく食べることが難しいので、

生存率を上げるのには、グリーンウォーターがあると飼育が楽になります。

メダカ飼育:グリーンウォータの作り方について

グリーンウォーターに必要な物は水と太陽です。

作り方としてはバケツとかに水を入れて外に出しておき、太陽に当てます。

日照時間によりますが、2週間くらいで少し濃いめのグリーウォーターが出来上がります。

すでに魚を飼っているのであれば、その飼育水を使うと早く出来ます。

栄養のあるグリーンウォーターを作りたい方は、生クロレラを購入し薄めて太陽に当てるか、

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ハイポネックス(液肥)をかなり薄めて入れて、太陽に当てるのも良いですね♪

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私の大好きな媛メダカさんも、グリーンウォーターについてYouTubeをあげています。

これを見れば、簡単にグリーンウォーターが作れます。

ぜひ参考に見て下さい!

グリーンウォーターを作ってからの管理について

グリーンウォーター作りましたか♪ 

これでメダカが抱卵して、卵から針子と呼ばれるメダカの稚魚が生まれても安心ですね。

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グリーンウォーターはそのままにしておくと、濃くなったり場合によっては珪藻系が強くなり、茶色くなったりします。

クリアウォーター同様、定期的な水換え(半分の水で良い)をしてあげて適度な濃さのグリーンウォーターを保つようにして下さい。

グリーンウォーターでの飼育環境でも、メダカにはちゃんと餌は与えるようにしましょう。

メダカが食べれなくても植物性プランクトンの餌になります。

稚魚でも同様ですので、ちゃんと餌は与えるようにして下さい。

エサの量は少し少ないくらいでも構いません。

あまりあげすぎると、食べ残しが起きて水が悪くなりますので(^^)

あげて直ぐ食べきるぐらいが理想ですね。

水は半換えを1週間に1回程度行えると、良いですね。

綺麗なグリーンウォーターを保つようすれば、そのグリーンウォーターが種水になります。

種水とは、新しく水をはる時に少し加えてあげる水のことです。

これをやると水質の安定が早くなりますし、メダカへの負担も軽減されます。

ちょっと珪藻系で茶色くなってる

少し茶色くなったグリーンウォーターは種水に向かないので使うのは控えましょう。

青緑っぽい色が理想です。

次は、グリーンウォーターを使用するうえでの注意点を見ていきましょう。

グリーンウォーターの注意点について

上述にもある通り、水換えは必要です。

グリーンウォーターはほっておけば濃くなっていきます。

濃くなって良いのでは?と感じるかもしれませんが、

濃くなりすぎると、植物性プランクトンが多すぎる状態のため、

メダカが呼吸出来なくなり、最悪は落ちてしまうこともあります。

また、濃いグリーンウォーターのまま雨がふったりしたら最悪です。

植物性プランクトンが死滅し水質が悪化、メダカに悪影響を与えます。

・グリーンウォーターは濃くなる前に水交換が必要
・雨が多く入ると水質悪化の危険性あり

また、グリーンウォーターは針子、稚魚は安定して生存率も高く、しっかり成長していきますが、

成魚になると、縦方向、長さの成長が遅くなってしまうというデメリットもあります。

なので、針子・稚魚の時はグリーンウォーターを活用し、

成魚になったらクリアウォーターで飼育するのが、

グリーンウォーターのうまい使い方かなと思います。

グリーンウォーターは必要か?

私は環境によって、必要と考えているタイプです。

針子、稚魚で1番問題となる生存率を上げるためにグリーンウォーターを活用して、

生魚サイズになったあとはクリアウォーターでの飼育を行うことでメリット、デメリットを分けることになるので勧めします^ ^

実際私もそのようにして飼育しており、しっかり繁殖して増えています。

初めてメダカを買い始めた方や、屋内水槽で見ることがメインの方は、グリーンウォーターは必要無いですね。

グリーンウォーターにすると、中が見えにくくなっちゃいますから、

アクアリウムとしては機能しなくなりますね。

飼っていくうえで、繁殖や追加購入で針子、稚魚を育てるようになればグリーンウォーターの活用を検討してみて下さい。

地域や季節によって屋外でグリーンウォーターを作るのが大変になることあります。

その時は、生クロレラの購入も検討の1つです。

生クロレラは少しの量で栄養豊富なグリーンウォーターが簡単に作れるので、おすすめです。

まとめ

今回はメダカ飼育に安定をもたらしてくれる「グリーンウォーター」について、作り方や必要性、メリットデメリットも解説してきました。

<青水(グリーンウォーター)ってなに?>
・メダカを育てるうえで使う飼育水の1つ
・グリーンウォーターは「植物性プランクトン」が豊富な水
・メダカ飼育では、グリーンウォーターとクリアウォーターを使う

<メダカでの必要性は?>
・メダカは胃が無い生き物
・常に何かを食べて生きている
・グリーンウォーターは、メダカに自然と栄養が入る
・生存率を上げるには、大きく貢献する

<作り方>
・グリーンウォーターに必要なのは、「水と太陽」
・水を太陽に当てて2週間ほどすればできる
・飼育水を使うと早くできる
・ハイポネックスなどの液肥を使うとよい

<作ってからの運用は?>
・ほっておくと濃くなる
・濃くなると悪影響もあるので、定期的な水換えが必要
・水は半換えを1週間に1回程度が理想
・エサは通常通り与える
・エサの量は与えて直ぐに食べきるくらいが良い

<注意点>
・濃すぎると、メダカが酸欠になる可能性がある
・雨により水質悪化の可能性がある
・成魚になると、長さの成長が止まる可能性がある

<グリーンウォーターは必要か?>
・飼育環境により必要
・針子、稚魚は生存率があがる
・屋内水槽でアクアリウムを楽しんでいる方は不要
・生クロレラの購入を検討の余地あり

如何でしたでしょうか?

ちょっと長くなってごめんなさい。

皆さんのメダ活がより良きものとなりますよう、祈っています(*´ω`*)

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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