本記事はダイソーで販売されているスクエアボックスをメダカ飼育の観点から見た時の魅力と注意点についてご紹介します。
メダカを仕入れたり、繁殖して増えた時に困るのは水槽ですよね。
ガラスやアクリル水槽を買っていたら費用負担が高額になってしまいます。
そこで今回はダイソーで販売されている『スクエアボックス』でのメダカ水槽利用について解説していきます。
スクエアボックスは税抜き200円、他の水槽は安くてもNV13で300円以上しますので、それに比べるとコストはかなり安価。
とうぜん安いかわりに注意点もありますので、スクエアボックスの魅力と注意点も紹介していきます。
NVボックスやIKEAのトロファスト、さらにはダイソーで売っているリビングボックスとも比較し良さを見ていきましょう。
メダカ飼育:ダイソースクエアボックスとは?
100円均一で有名なダイソー(DAISO)さんで販売されている棚などの収納用ボックスのことです。
《参考資料》
素材はプラスチックで出来ているため軽いのは魅力の一つです。また、使わない時に重ねて片しておくことで省スペースでの保管が可能です。
プラスチックで軽いといった特徴の反面、割れやすいといった特徴もあり、扱いには注意が必要です。
スクエアボックスはメダカの飼育用として販売されていませんので、ペット関連の販売スペースには置かれていません。
店舗でスクエアボックスを探す場合には収納関連の商品が置いてある販売スペースを探していただければ見つかるかと思います。
見つからない時は素直に店員さんに『スクエアボックスありますか?』と聞いてみて下さい。
大体の店員さんは直ぐに販売スペースまで案内して下さいます。
ダイソースクエアボックスをメダカ水槽として使う時の注意点とは?
ダイソーのスクエアボックスをメダカ飼育用の水槽として活用する時の注意点は下記2つ。
①水を満タンまで入れた状態で「無理に動かすと割れる」
②屋外で長期使用すると「紫外線により破損しやすくなる」
上述にもあるとおり、軽量⇒薄いプラスチック=割れやすいということです。
①は水換えなどの時に発生する可能性が高い事象ですが、スクエアボックスの持つ位置を考えるなど、工夫するだけでスクエアボックスを割ってしまうことはほとんどありません。
実際私も多数使用していますが、最初の一つを割ってしまってからは一度も割っていません。
※一つ割ることで勉強になり、次回から意識するようになります
②はスクエアボックスを置く位置や季節にもよりますがプラスチックは紫外線による劣化が顕著に発生するため、注意しましょう。使用環境にもよりますが1年くらいで使用できなくなる場合もあります。
私はスクエアボックスを屋内飼育でしか使用していません。紫外線による劣化も無く、有効的に使用しています。
屋内使用であれば3年は問題なく使用できていますので、紫外線による劣化を考慮すると、屋内使用がお勧めかもしれません。
屋内と屋外ではメダカにとっても違いが大きいので、地域の特性やご自宅の環境を考慮し、検討下さい!
☆参考記事☆ 屋内と屋外の違いは?
メダカ|屋内飼育から屋外へ移動!注意すべき3つのこと
メダカの品種に合わせたダイソースクエアボックスの色選定
メダカは自分の身を守る為に、「景色に合わせて体色を変化」させます。これを保護色と言います。
☆参考記事☆ メダカとは
メダカの飼い方とは?知るべき3つのこと!水槽や水草、寿命と卵についても解説
改良メダカの中には保護色を無視して色が変わらない品種もいます。
※例 オロチメダカ(保護色無視)
これは、オロチメダカにラメが入った品種で「ブラックダイヤ」と言います。
カッコイイやつです♪
オロチについて気になった方は、こちらもどうぞ
☆参考記事☆ オロチメダカとは?
オロチメダカとは?値段や特徴 体質が弱いについても解説
大体のメダカが、保護色により水槽の色に合わせて体色が変化します。
色素胞という組織が、開いたり閉じたりすることで体色が変わるんです。
不思議ですよねー
その保護色機能を利用して、水槽の色分けが使われていたりします。
メダカの光を伸ばしたり、体色を綺麗に保つ為には、
飼育する水槽の色を分けることをお勧めします。
体色を濃くしたいメダカは黒い容器ですね。
「魔王」のように、金色や紫、黒の体色がメインの子は、黒容器に入れておくと
驚くほどかっこよくなっています。
激しくカッコイイですよね。
おすすめのメダカなので、気になったらチラっと見て行って下さい。
☆参考記事☆ 魔王メダカとは?
魔王メダカについて(魔王改、スーパー魔王)購入前必見の4つの情報
茶色容器は私も使用していますが、あまり黒と変わらないイメージです。
なので黒同様、体色を濃くしたいメダカを入れましょう。
「楊貴妃」のような赤いメダカを入れておいたら、赤が濃くなりましたね。
保護色機能に感動。
☆参考記事☆ 楊貴妃メダカとは?
楊貴妃(朱赤)メダカの特徴について なぜ赤色が生まれたのか?初心者にオススメする理由も解説
白はやっぱり、「みゆき」のような青や白を伸ばしたい時に使いますね。
うちは、「極龍」も白で飼育していますね。
☆参考記事☆ サンセット極龍とは?
<改良・高級>サンセット極龍メダカ みゆきメダカとの違いや特徴と性格、値段相場について
みゆきメダカは白容器に入れると体外光が良く伸びる気がしています。
当然、遺伝子で光の乗り方はほとんど決まるようですが、濃い色の容器入れるより白い容器で飼育する方が、
光がしっかり乗ってくる、伸びてくると私は感じています。
これとは逆に、みゆきメダカを濃い容器に入れると黒や青の色が強くなり、違った印象のみゆきメダカとなります。ぜひ試してみてください。
画像では無かったのですが、「水色」のスクエアボックスもあります。
インスタであげたのですが、見えるかな?
水色は「サファイア」入れてます!
ラメがしっかりしてきますので、サファイアなどの高級メダカの飼育と繁殖を楽しむ予定の方は、
おすすめの水色容器です。
☆参考記事☆ サファイアメダカとは?
サファイアメダカ(宝石?高級メダカ)種類/相場/購入時の注意点を解説
ダイソースクエアボックスと他の水槽(NVやIKEA)の比較
『増やす』目的でコストパフォーマンスを重視して使用される飼育ケースは他種あります。
各種素材などのメリットはありますが主な容器の値段とサイズ比較は下記の通り、
上記商品は全て、繁殖込みでメダカ飼育をされている方は使っている方が多い商品です。
※大容量のトロ船などは除外してます
トロファストにオーバーフロー加工をしている方もいますね。
どれを使ってもパフォーマンスが良い商品なので、自分が利用するスペースに合ったサイズの容器をご活用下さい。
上述にもありましたが、スクエアボックスは素材的に薄いので、
紫外線でそのうちやられてしまいます。
その点、NVボックスは厚みがあってしっかりしているので、
スクエアボックスとは違い、そう簡単に壊れることはありません。
だから少し値段が高いけど、みんな使っているんですね。
☆参考記事☆ おすすめアイテム一覧(各種ボックスもあります)
《必見》おすすめ飼育アイテムの紹介
まとめ
今回は、スクエアボックスについて記載しました。
・浅型と深型の2種類があり水槽として使うなら深型がお勧め。
・軽量プラスチックのため割れやすく紫外線に弱いのがデメリット
・色は黒色、白色、茶色、水色があり購入する時はメダカの体色を考慮する(保護色効果)
・スクエアボックス以外にもコストパフォーマンスがよいボックスがあるので
飼育環境に応じて使い分けよう(リビングボックス、NVボックス、トロファスト)
以上、ご参考になれば幸いです!
メダカ飼育、繁殖を進めていくうえで参考になる記事もご紹介致します。
是非見てみて下さい。
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メダカを一緒に楽しみましょー(*´ω`*)
見ていただきありがとうございます😊
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